プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2016/11/24 08:50 yuccalina

進化論はヒトへの戒め❓~不定期便『哲子な部屋』その3

皆さん今日は何の日かご存知でそか?

1859年の今日、ダーウィンの『種の起源』が刊行されたんですのよ、奥さんっ!!

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って、じぇんじぇん世間話っぽくないですわね。今朝の朝日新聞、私的ツボコラムである『福岡伸一の動的平衡』のタイトルは”進化し続ける生命 ヒトへの戒め”です。以下は引用(下線はブログ主による)。

進化論が生命観としてすばらしいのは、ヒトがサルから進化したことを指摘したからではなく、生命が常に動的なものだという真実を指摘したところにある。我々ヒトは、生命の頂点に位置する完成形では決してない。これまでもずっと変化し、これからもずっと変化す続ける生命の、未完成な一形態として、永遠の現在進行形にあるものだ。

福岡先生のコラムは文章は分かりやすい上に、文学的であるのも魅力なんですが、今回は宗教について、哲学的な鋭い指摘があったことに注目いたしました。

前半で、

「ヒトの祖先がサルだなんんてけしからんっ!」

と憤慨し、学校で進化論を教えることに反対する、アメリカの保守的キリスト教勢力に言及しているのですが、最後にこう結ぶのです。

これから何百万年かの後地球に君臨している生物は・・・・・・・自分たちがヒトから進化したことに憤慨しているかもしれない。しかし彼らもまた不完全な生命体として祈りを必要としているだろう。つまり進化論と宗教は対立していない、謙虚さを悟る意味でも進化の物語は大切なのである。

祖先がサルで憤慨するのは、ヒトが完成形と驕ってるから。人間は不完全だからこそ、祈りが必要であることも、宗教の本質が祈りであることも、どこかで忘れがちではないのかい?宗教を言い訳に好き勝手やってるヒトの蛮行を戒めよう!とまでの語気強さはありませんけど、科学の世界には、見習うべく謙虚さがあるってことかもしれませんね。

それと、”永遠の現在進行形”ってのも良いですね。常に流れを重視するヨガの世界観とも通じるものがありますから。

(いつかその4へ続く)
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2016/10/24 09:10 yuccalina

故アンジェイ・ワイダ監督とインターナショナリスム

10月11日ポーランドのアンジェイ・ワイダ監督逝去のニュースを受け、所有していた岩波ブックレットNo.107『ワイダの世界』を読み直していたら、思うところがあったので、少し書いておこうと思います。ただし、映画作品に関する話ではありません。

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この本は1987年監督が京都賞授賞式と『愛の記録』のキャンペーンで来日した際の、岩波ホール支配人、故・高野悦子さんによるインタヴューです。ページをめくると出てきたのが、

日本の精神文化に近づきたい

の文字でした。ワイダ監督の出身地クラクフは京都の姉妹都市なのですが、古くから日本の美術品コレクションを持っていて、クラクフの美術大学で学んでいた監督は、強い影響を受けたそうです。で、京都賞の賞金を元にクラクフに日本美術館を建設したい、とのお話が、インタヴュー中繰り広げられていました。

それが現在の『日本美術技術博物館・Mangghaマンガ』(1994年11月開館)という訳ですね。私は行ったことないですが、

「翼の様な形にして、一方は過去の美術作品や工芸品を、もう一方には日本の先端技術など最新の情報も展示し、過去と未来を象徴させたい。」

と言うワイダ監督の思いは、その名称にも現れているようです。

そして、

「日本への興味が物質文化だけでなく、精神文化に近づくことのできる場にしたい」

と言う、見出しにあった言葉へとつながる訳です。

さて、ワイダ監督と言えば、一貫して自国ポーランドを描き続けて、国際的評価を受けてきました。愛国心が強い人々ほど、他国への敬意を持つことが来るのかもしれません。愛国心と言うと、どうも「自分の国が一番!」みたいに単純で、選民意識のこととゴッチャにされてるみたいなんですが、本当は自国の歴史を知り今を知り、未来を思うナショナリスムがあってこそ、インターナショナリスムなんじゃないでしょうか。

と言う訳で、私はインターナショナルな人材を育てたいなら、小学校で英語も良いけど、お花や茶の湯、着物の着付けなんかを教えて欲しいなあ、とか思っています。近年、夏になるとミシンの縫い目が付いた安い浴衣や、マジックテープで止めるだけの帯とかが目に付き、ちょっとゲンナリしています。私は障害のある息子がいますので、こうした安易に着られる着物類があること自体は、全然ウェルカムなんですけど、こっちがメインみたいになったら何だか寂しいなあと思います。

あ、それとラフカディオ・ハーンの『日本の面影』には、「日本をインターナショナルにするべく日本語をローマ字化しよう」という愚かな人々に激オコ話が出てきましたが、いやマジで、ローマ字化されなくて良かったわ。


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2016/08/20 21:18 yuccalina

オリンピック報道でヒヨッてくるマスコミにモニョる

リオ五輪も明日で終わりですね。日本選手の連日の活躍は素晴らしかったけど、やっぱりテレビも新聞雑誌そしてネットも五輪一色なのには流石にお腹一杯になってしまった。はやく通常運転に戻ってほしいです。

しかしねえ、異様なのは、ホントは日の丸も君が代も大嫌いで、そもそも日本自体が大嫌いなのでは?とすら思える幾つかのテレビ局や新聞が、なじぇかオリンピックとなると急に、

ニッポン!ニッポン!

スリ寄ってくるのが気持ち悪くてたまら~~ん。

ヒヨッてんじゃねーよ!

とか思う私は、きっと性格が悪いんでそね。

もしも表彰式カットして、日本国民から大ブーイング受けてくれたら、私は逆に見直すよ。

そこまでの根性はないんだな、きっと。

ま、通常運転になってまた日本をディスり始めたら、それはそれでムカつくんだけどね。毎度オリンピックの特別対応は不気味だにゃ~www


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2016/08/01 12:22 yuccalina

可愛いは無敵~『日本の面影』と『YOUは何しに日本へ?』に共通する価値観について

元祖日本大好きYOU、ラフカディオ・ハーンの『日本の面影』は、もう大分前に読み終えたのですが、腰を据えてじっくり書いてる暇がありませんぐ。

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でも、7月4日放送の『YOUは何しに日本へ?』を見てたら、これはもしや?と思うところがあったので、一度記事にしておこうと思います。動画はすぐ削除されるかもしれませんので、念のためキャプも取りましたよ。



ラフカディオ・ハーンは『日本の面影』の中で、木と紙で出来た日本家屋を見て、おとぎの国かと夢心地になった様子を、書き記していました。字は読めなくても、店先の看板や暖簾にあった日本語のデザイン性の高さに感動し、日本人の謙虚さ慎ましさ、親切でお互いを気遣う気持ちに触れたハーンは、そこで日本人の控えめで謎めいたた微笑みの意味を理解した。

ハーンは文明開化以降の西洋化される日本を嘆いていたのですが、実は外見的な変化の一方で、現代にも受け継がれている日本的価値観を感じたのはこちらのシーン。

日本滞在中の思い出の写真を紹介するコーナーで、広告の仕事をしているニューヨーカーYOUが目に止めたのは、”不審者注意”の看板ですた。

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不審者注意の不審者のイラストが可愛いって、衝撃を受けたらしさwww

ゴミ捨てるなのネコも可愛い~し、

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熱中症注意のおサルさんも、確かに可愛いねえ。

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って、日本人的にそれのどこが面白いのか、イマイチ分からなかったのですがが、

アメリカのを見たら、なるほどと思いますた。

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確かに、怖いわ~(>_<)

で、広告マンYOUが言う、「怖くないけど、可愛いから印象に残るのが良い」って、日本人のおもてなしの心と関係ありそうな気がしますです。

その次に出てきたのが、日本にあるミニサイズ商品の数々。

先ずは、日本人には何の変てつもない軽自動車(ラパンかな?)

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いかに日本車がアメリカに浸透してても、軽自動車は売られてなかったんですね。

あと、ミニサイズのドリンクとか、ボックスティッシュ、お弁当用の調味料とか、一々写真部撮ってたのは、きっと、見つける度にテンション上がってたのでは?と想像できますた。

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で、ここで思ったのは、きっと、ハーンが見ていた頃とは、日本の街並みも物も、相当変わっている筈なのに、感動してるポイント、感覚が結構近いんじゃないかと。

まるで何もかも、小さな妖精の国のようだ。人も物もみんな小さく、風変わりで神秘的である。
日本的なものは何かと繊細で、この上なく美しく、賞賛に値すると思われてくる。
店員が買い物の最後に縛ってくれる、色のついた組紐さえ、かわいらしい珍品と言える。

~『日本の面影、東洋の第一日目』より

それは、

人は可愛らしいものを見ると、楽しくなったり、優しい気持ちになるということ。

可愛いは無敵なのだ~!

その究極と言えるのがメイドカフェなのかどうかは分かりませんぐが、こちらの男性は、メイドカフェ行ってメロメロになったらしさ。

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ニャーニャー鬱陶しいなあ~www

と思いつつも、これだけ楽しんでくれたなら、メイドさんもやりがいがあったのではないでそか?

さて、話は変わって、ハーンが語った日本人の微笑についてですが。

日本人は死に直面した時でも微笑むことが出来る。
微笑む気持ちには、挑戦の意味合いもなければ、偽善もない。
従って、われわれが性格の弱さに由来すると解釈しがちな、陰気なあきらめの微笑と混同してはならない。

日本人の微笑は、念入りに仕上げられ、長年育まれてきた作法なのである。

~『日本の面影 日本人の微笑』より

相手への敬意を示したり、不快感を与えない為の作法としての微笑の、一番分かりやすい例として、悲しい、苦しい出来事にあった人がTVのインタビューに答える時に、悲しみを押し殺しながら僅かに微笑している、と言うのがありますよね。テレビカメラの前で号泣してる日本人って、私は見た記憶がありませんぐ。堪えきれずに泣いてしまった方は皆、インタビュアーに「ごめんなさい」と謝ったりさえする。

それは、辛そうな姿を見せることで相手に心配させたくない、と言う心遣いが自然と表情に出るでしょう。辛い場面でさえ、崩れることがないのは、日本人のDNAに深く刻まれているからかもしれません。

とか、まあ、メイドの笑顔がそのDNAと関係あるのかは分かりませんが、お客様に心地よい時間を過ごしてほしいと言うメイドカフェのあり方自体は、こうした日本人のおもてなしの心と無関係でないのでは?と思いますた。

ハーンの時代はニコニコしてる日本人は「騙そうとしてるのでは?」と警戒する欧米人が大半だったそうですが、現代ではそういうことはなくなってきてるようです。逆に、街中で不機嫌そうな表情の日本人を見る機会が増えたのは、とても悲しむべきことですがが、、。

しかし、ハーンは日本の町に英語の看板が混じってるのを興醒めだと嘆いていましたけど、例え英語その他の外国語が入り混じっていようとも、日本人の見る側への心遣いと言うのは変わってないのでは?とか、最初の注意の看板を見ても思ったのでした。

私が『YOUは何しに日本へ』を見ていて一番嬉しいのは、単に日本の町とか物が褒められてるだけでなく、日本的作法を身に付けているYOUを見た時なんです。例えば、日本語がかなり流暢なYOUに

「日本語お上手ですね」と
ディレクターが言うと、
「まだまだです。もっと勉強します。」

と答える人がとても多い!それは、単なる謙遜という気持ちだけでなく、慢心せずに日々精進しよう、という気持ちの表れでもあり、見ていてとても清々しいです。イチロー・スズキが決して自分の記録を自慢せず、常にもっと先を見ている姿とも重なるような、、。

私も、そんなYOU達の前に出ても恥ずかしくない日本人でありたいものです。


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2016/05/24 08:30 yuccalina

矢切の隠れ家的カフェ『Tree B』

以前チラッと書いたのですが、私の刺繍品の委託販売店を開拓していた時、千葉県、矢切(北総線)に隠れ家っぽい素敵なカフェがあることを知りました。残念ながら作家の募集はしてなかったのですが、折角なので一度お茶を飲みに行こうかな、とずっと思ってたんです。

で、先日国立新美術館で『Miyake Issey展』を見た帰り道、途中下車をして行ってみたのです。矢切はあの『矢切の渡し』で有名な所ですが、お店の住所は松戸市でなく市川市。丁度境目あたりなのでしょうね。住宅地にひっそりと建つ、Tree Bという名のカフェ&雑貨店です。詳しくはオーナーJunさんのブログ記事へどうぞ。

週末雑貨屋のカウンターから…。

白い壁に三角屋根が素敵なお家の一角がカフェとなっております。

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ダンナ様が建築家だそうで、なるほどそれで素敵なデザインなんですね。

で、横の階段を上ると、その先が小さなカフェになっておりました。

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奥にカウンターで5席ほどでしょうか。すみません、写真も撮ってないし数えてもいませんでした。

入口側には雑貨&手芸品の数々、、。

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ユッカリーナ・エルドゥも仲間に入りたかったところですがが、こればかりはタイミングですからね。またのご縁を待ちましょう。

カウンター席の先はお庭になっていて、

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カフェという名前の、茶色っぽいスモーキー・オレンジのバラが、丁度咲いていました。ちなみにお庭の先に見える樹々は、隣接する『じゅん菜池公園』のものです。そう、この公園もまた良い感じで、ゆっくりお散歩したら気持ちよさそうなんです。

で、バラを見ながら、美味しいコーヒーを頂きました。

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このカップ&ソーサーも作家さんの作品なんでしょうねえ。温かみがあります。

さて、前に紹介した浅草の『緑園』さんもそうですけど、新たな人との関わりには、自分の中に新しい空気を入れるようなワクワク感があるものですね。カフェ・オーナーのJunさんとの会話も弾み、楽しい一時を過ごすことが出来ました。


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