時を超える服ミナペルホネンのこと
上の画像をクリックするとインスタ投稿に飛びます。
個性的で魅力的なオリジナルテキスタイルの服を世に送り出しているブランド、ミナペルホネンのデザイナー皆川明のお話がとても素敵だったんで、もう少し書いておこうかと思います。
流行のサイクルに乗る為には、低コストで消費される服を作らなければならず、そこに疑問を抱いた皆川さんは、流行に背を向ける覚悟をします。服地から企画し、流行に左右されない末長く愛される服を目指す。日本の素晴らしい技術を持った職人や工場を活性化させることで、自分の服作りの可能性も広がっていると。そこで感じられたのは、
メーカーと工場は上下関係ではなく、一緒に服作りをするパートナーである。
そこにあるのは信頼関係です。そういう中でしたら、職人さんも工場の方々にも、より良いモノを作りたい、と言うモチベーションが生まれるのは当然でしょうね。
インスタ投稿でも引き合いに出してますが、私は三宅一生氏のドキュメンタリーを思い出したんです。そこでは、折り紙のドレスを縫製している東北の工場が紹介されていて、一生氏はこう語っておりました。
「日本の職人さんは決して諦めない。どんな難しい要求にも答えようと頑張ってくれるし、”こんなもの出来ますよ”とアイディアを出してくれたりもする」と。
一生氏は職人さんや工場の人達も含めて、服作りの仲間だと言ってました。下の動画は、Issey Miyakeの折り紙ドレス132 5.シリーズ。
話を皆川さんに戻すと、インスタのコメントで教えて下さった方がいて、『プロフェッショナル』の動画があったので、貼っておきますね。
皆川さんは、ビジネス面だけでなく、アーティストとしてとてもヨガ的な思考の持ち主なんですね。マイナスの中にプラスの要素を見つける、なんて。
私もいつかミナの服を着てみたいです。
YouTubeにあったコレクション動画。何年前のでも、これ着てみたい!という服があるんです。
テーマ:レディースファッション - ジャンル:ファッション・ブランド