プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2017/03/01 16:27 yuccalina

エイスレコードのBlack America Sings The Beatles

エイスレコードによる、黒人アーティストのビートルズカバー集、Black America Singsは結局2枚とも買っちゃいました。下の画像をクリックすると、インスタ投稿に飛びます。



殆どの曲はYouTubeで聴けますけど、ビートルファンにもソウルファンにも、じぇひ買って聴いて頂きたい!

全部良いので全部紹介したですが、無理なので泣く泣く選曲しますた。今回紹介する曲が赤字、*印は前回の投稿で既に紹介済の曲になりますが、下記のリストはコピペなので、表記の仕方がちょっと違っててすみませんぐ。

Vol. 1 『Come Together』
1. Back in the USSR - Chubby Checker
2. We Can Work It Out - Maxine Brown
3. Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey - Fats Domino
4. Ticket to Ride - Wee Willie Walker
5. Good Day Sunshine - Roy Redmond
6. Please Please Me - Mary Wells
7. Eleanor Rigby - Gene Chandler
8.. And I Love Her - The Vibrations
9. Come Together - Chairmen Of The Board
10. Blackbird - Billy Preston
11. Paperback Writer - R.B. Greaves
12. Rocky Racoon - The Moments
13. Drive My Car - Black Heat
14. Lady Madonna - Junior Parker*
15. Help - David Porter
16. Yesterday - Linda Jones
17. Day Tripper - Otis Redding
18. Why Don't We Do It in the Road - Lowell Fulson
19. I Saw Her Standing There - Little Richard
20. Don't Let Me Down - Donald Height
21. Get Back - The Main Ingredient
22. The Long and Winding Road - The New Birth
23. I Want to Hold Your Hand - Al Green*
24. Let It Be - Aretha Franklin

Vol.2 『Let It Be』
1. ELEANOR RIGBY (Aretha Franklin)
2. DEAR PRUDENCE (The 5 Stairsteps)
3.. GOT TO GET YOU INTO MY LIFE (Earth,Wind & Fire)
4. DO YOU WANT TO KNOW A SECRET (Mary Wells)
5. THE FOOL ON THE HILL (Four Tops)
6. LOVELY RITA (Fats Domino)
7. HERE COMES THE SUN (Nina Simone)*
8. OB-LA-DI, OB-LA-DA (Arthur Conley)
9. A WORLD WITHOUT LOVE (Mono) (The Supremes)
10. TOMORROW NEVER KNOWS (Junior Parker)
11. DON’T LET ME DOWN (Randy Crawford)
12. WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS (Mono) (The Undisputed Truth)
13. A HARD DAY’S NIGHT (Screamin’ Jay Hawkins)
14. SHE CAME IN THROUGH THE BATHROOM WINDOW (Ike & Tina Turner)
15. FOR NO ONE (Maceo & All The King’s Men)
16. IT’S ONLY LOVE (Gary “US” Bonds)
17. WE CAN WORK IT OUT (Dionne Warwick)
18. HEY JUDE (The Temptations)
19. IN MY LIFE (Boyz II Men)
20. SAVOY TRUFFLE (Ella Fitzgerald)
21. SOMETHING (Isaac Hayes)
22. LET IT BE (Bill Withers)

まずは、太っちょドミノさん=Fats Dominoから。



基本この方の曲は愛嬌があって、可愛い印象なのですが、この曲も可愛いざんすよ。ギターでサンドされたハンドクラップがオサレなんじゃないでそか。


お次のThe Momentsなんですが、70年代のカバーで既にラップっぽいよね~



てのが興味深かったのでチョイスしますた。


そして、Lowell Fulsonなんですが、これ原曲知らなかったんですけど、



ブルースロックっぽいカバーがこれだけだったんですよね。


そして、第2集はレノン・マッカートニーだけでなく、ジョージの曲も入ってます。

アレサはもうこれ、オリジナル曲と言って良いんじゃね?のレベルですな。



カッコ良すぎて、ビートルズもおしっこチビッたんでは?と想像して喜ぶBBAで、すみませんぐ。


EW&Fはですね、実は軽薄なディスコのイミジが強すぎて、あまり好きじゃなかったんですが、



これは、カッコいいじゃないすか。ヤバイよヤバイよ~~、と思わず出川にへ~んし~ん!


そして、テンプスのHey Judeなんですが、前回投稿のコメで教えて頂いたバージョン。



イントロのギターがスプリームスのKeep Me Hangin' Onですな。当然のことながら、コーラスが素晴らしいっ!高音と低音のバランス、コントラストが絶妙なんですっ!

そして、最後はジョージの曲。Issac Hayesって、私はサウスパークの吹き替え(シェフ役)で知ったと言う不届者なんですが、



長いのお~、濃ゆいのお~~

そんな訳で、皆さんCD買ってね♡
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テーマ:The Beatles(ビートルズ) - ジャンル:音楽

2016/09/19 14:22 yuccalina

レボリューションの見た目問題

普段このブログで、政治的な話題は極力控えております。持論を声高に展開したい気持ちがないので、議論を吹っ掛けられた時に面倒だな~、と言うのが理由の一つなのですが、何ヶ月前だかNHKの『新・映像の世紀』を見ていた時に、ふと思ったことがあり、ずっと引っかかってたので、軽めに書いておきますです。

1950年代の共産党革命のところで出てきたのが、

チェ・ゲバラでした。

彼のポートレイトのTシャツは、ロック好きの必須アイテムと言える程有名ですが、私は動くチェ・ゲバラを見たのは、それが初めてですた。こちらの動画は『新映像の世紀』で放送されたものとは違いますが、



ゲッ、ムチャクチャカッコええやん!

私は映画『モーターサイクル・ダイアリー』も見ましたけど、本物のゲバラは演じたメキシコの伊達男、ガエル・ガルシア・ベルナル程男前ではないんじゃないか、と思い込んでたとこがあります。伝記映画って、大抵、本物よりルックスを上乗せしてる感じがありましたんでね。

で、何かそこで急に納得したのが、

あの時代の若者たちが共産党革命に熱狂したのは、もしやチェ・ゲバラがカッコ良過ぎたからでないのかい?

何ですかね、

マルクス
レーニン
毛沢東

の顔を思い浮かべても、も一つピンと来なかったのですが、チェ・ゲバラってさ、

医者で頭良くて、喘息持ちだから弱者の気持ちも分かってて、そんでもって文盲にも優しい、

で、その上に見た目があれですもん。憧れるなってのが無理な話だったのではないか。

いや~、これはクレオパトラの鼻の高さがど~のよりも、チェ・ゲバラがブサイクったら、の方が想像するのが楽しいです。

ハイ、先日ロネッツの『ビー・マイ・ベイビー』の大成功とロネッツの可愛さの話をしたとこで、やっぱ、チェ・ゲバラについてもちょこっと書いとこかと思ったのです。もしもロバート・プラントがブサイクだったら、以上に興味深いんです。

さて、私はよわい51歳、学生運動とかは歴史の一部として知ってるだけですし、

革命→レボリューション

ゆーたら、即思い出すのはこれ、



君のハートにレボリューション!

ゴー☆ジャズみたいなB級お笑いも好きなんざんすよ。ま、正確に言えば、ゴー☆ジャスの真似をするフジモンの方がもっと好きだけどさ。ちなみに、TMレボリューションは今一ツボではありませんぐ。

とまあ、"革命"と言う言葉の株価は暴落の一途を辿っている昨今www関係ないけど、株価暴落ワードには、"カリスマ"や"王子"なんてのも思い浮かびますな。

と、話がそれますたが、私がこれまで実際のニュースで見た革命と言えば、

ルーマニア革命!
独裁者チャウシェスク!!
問答無用裁判で即銃殺刑!!!

というショッキングな映像をリアルタイムで見てしまいますた。そしてドン引きした。いや、独裁者憎いのは分かるけど、あの処刑はどうなのよ?と。革命、こえーーなーーー!

と思ったのが1989年。でその4年後に読んだのがユン・チアンの『ワイルド・スワン』。ここで、文化大革命がどんなもんだったかを知り、ふと頭を過ぎったのが、小学5・6年の担任だったK先生。

ん~~なんだかね、帰りの会で、

自分を含め、誰の何が悪かったかをグループ班で発表せよ

と言う時間があってさ、他者批判自己批判ターイム!って、もしやプチ文化大革命だったんかいな?と、空恐ろしくなりますた。K先生は左寄りで有名な私大出身で、演劇も勉強してたらしいので、やることが一々芝居がかってたのでは?と大人になってから思ったのですた。

とか、個人的な思い出話はさておき、私はこうして24~28歳頃に、革命へのイメージは定着したのです。

なので、昨年、某学生団体主導のデモを見て、

「フランス革命の様だ」

と感動したらしい世界的に有名なアーティストS氏には心底、

がっかりだよー!

と、今は亡き桜塚やっくんが降りて来ちゃっただよ。

勿論どう思おうと個人の自由なんだが、フランス革命に何やらロマンチックなイメージを持ってそうで、気持ち悪いなーと思ったと。

フランス革命、と言えば私は池田理代子先生の『ベルサイユのばら』で知ったのが小学生の時。そこから宝塚ファンになった同級生もいた記憶があります。確かにベルばらはロマンチックだな。革命と共に散った若い男女のラヴストーリーだからねえ。



勿論、池田理代子先生に責任はないけど、あれでフランス革命に何か美しい、お花畑なイメージを持ってしまった人間は少なくないかもしれない。しかし、ルイ16世とマリー・アントワネット処刑後の話は、漫画にも少し載ってた筈。革命では英雄扱いだったロベスピエールも断頭台の露と消えた話は、小学生の私には、一体何がどうなったんだ?と不思議でした。

革命と粛清は常にセット販売なのか?必ず貰える!と広告にも書いてあったん?

って、そんな訳ないけどさ~!今更ながら池田先生の『エロイカ』も読んどいた方がいいかなと思ってるところですが、ベルばらのロマンチックにしろ、チェ・ゲバラのカッコ良さにしろ、ファッション性が見え隠れするのがミソですな。某学生団体の活動は過ぎ去りし青春の日々を思い出す世代のハートを擽ったんでしょうか?同世代からはウザい思われただけみたいですけど。彼等にはファッション性が足らなかったし、パトロン的政治団体の影がチラついてたから、皆距離を置いて見てたんでそね。

ま、私としては、歴史の一ページとして革命が起こったのはそうなる必要があったからで、全ては因果応報の中にあると思ってます。ただ、異様に美化するのは気持ち悪いなー、と言う話です。軽めに、とか言って中々の長さになっちゃいましたが、その分内容は薄めに抑えときますた。

こんな展開ファンタスティック?

つー、訳で今一度ゴー☆ジャスの動画をご覧下さいましwww


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2016/08/27 11:32 yuccalina

ブラマヨ吉田の『本当は真面目な下半身の話』と高畑裕太の事件

ブラックマヨネーズの吉田敬って、芸人としても人間としても私にはとても興味深いのですが、その土台であり面白味を与えてるのは、やはり”性欲との闘い”があると思います。ちょっと前にアメトークのスピンオフ番組で『ブラマヨ吉田の変愛トーク』ってのをやってて、数々の名言がありました。中でも共演者のチュート徳井が共感していたのが、

チンコは脳のライバル
タイトルにある通り、真面目な下半身の話なので敢えて伏字にはしませんぐ!

吉田は更に、

脳はチンコに全戦全敗!

と付け加えていました。

と、この様に、自分の性欲の強さを自覚してる男性は決して少なくないと思いますが、性犯罪に至ってしまうのは一部の人間に過ぎないのは何故なのか。ふと考えてみたくなりました。一体どこがどう結び付いて罪を犯すのか、思春期の男の子を持つ母としては、真面目に考えてしまう話です。

常々思ってましたが、レイプする男って、実は女が嫌いだったり、憎んでたりしないのかな?また、性欲よりも攻撃性の方が優位に立っている気がする。女が嫌いだから力でねじ伏せたいと思うのかも。

とか、考えてしまった。力が弱い相手をわざわざ攻撃するのは、卑怯者であり心の弱い人間であるから、そう言った意識がある男性は無理強いをしないのかもね。とか、ふと頭に浮かんだのが石田純一。最近はすっかり良きパパのイミジですがが、私の世代だと、女好きで有名なタレントと言えばこの人ですな。私はじぇんじぇん好きなタイプではないですが、彼には全く攻撃性は感じませんぐ。

以上を踏まえて、今世間を騒がせている高畑裕太容疑者の話を、少ししたいと思います。

彼は正に”脳がチンコに負けた”のでしょうが、それだけではないのだと思います。

私はバラエティ番組での高畑裕太をちょっとだけ見たことありますが、いかにも調子乗ってんな~、郁恵ちゃんの息子(奇しくも同名の渡辺裕太)とはえらい違うな~くらいにしか思ってませんですた。被害者の女性は容疑者の好みだったそうですが、好きなタイプの女性をケガさせてまで襲うと言うのは、一体どういうことなのか。昨日、母親の高畑淳子さんが謝罪会見をし、親の責任を云々するのは如何なものかという意見もあったりしますが、私は全く無関係とは思えませんぐ。

それは何故かと言うと、性暴力を振るう男性が女性を憎み恨んだたとしたら、その原因は最初に関わりを持つ母親との関係に起因することが多いらしいからです。裕太容疑者は母との仲良しな映像を公開していて、一見問題はなさそうでしたから、もしかしたら心の奥に何かわだかまりがあるのかも?と私は思ったのです。事件当時深酒していたと言うので、普段心の隅に押し込んでいた何かがお酒の力で噴出した可能性があるのかも?と。

以上、すべては私の想像に過ぎません。私は心理学者でも何でもないですし、容疑者のことだって報道で見聞したごく一部にすぎません。ただ、もしもこの母子の間に乗り越えるべき問題があったのなら、それを明らかにすることは、より良い親子関係のみならず、息子の将来の男女関係にも、決して無駄なことではないのでは、と思っています。なので、この事件に関する報道は、今後も追っていきたいと思います。

なお、今回は思春期男子の母親としての立場で書いたため、被害者に関する言及をしていないことに不快感を持つ方がいましたら、謹んでお詫び申し上げます。


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タグ: ブラックマヨネーズ

2016/06/17 09:03 yuccalina

ケヴィン・エアーズはバナナがお好き?

Kevin Ayersの初期アルバム5枚組BOXを順次紹介しております。今回は4枚目の『いとしのバナナBananamour』です。

music5.jpg
music6.jpg

タイトルとジャケットで直ぐにお分かりとは思いますがが、下段の左ですね。

前回で既にブルース臭をクンクン嗅ぎ付けてるブログ主ですがが、今回は更に黒っぽさを増しておりますわな。『すにーかーぶるーす』よりもブルースっぽいのわ当然の『Shouting in a Bucket Blues』



何気にギターがブッ飛んでてカッコいいっすね?と見てみたら、スティーヴ・ヒレッジだったわい。でも、彼のソロもゴングも聴いたことがありませんぐ。なので余計なことは言わんとこ。前回の『Champagne Cowboy Blues』はモロに脱力系ですたが、こっちは、結構、決めるとこは決めたる!でメリハリな感じが良いのだわ。

で、このアルバム、なじぇにバナナをフィーチャーしてんのか、気になりますわね。WikiによればBanana Folliesなる芝居の為の音楽、とか書いてあるのですが、そのお芝居がどんなものかは不明なんです。やっぱアンディー・ウォーホル及びヴェルヴェッツの影響なのか?単なるバナナ好きなのか?幼少期を南国(マレーシア)で過ごしたこととか思えば、ごく自然な成り行きかな。そう言えば、私が初めて聴いたアルバムは、89年のベスト盤『バナナ・プロダクションズ』であったなあ。ともあれ、バナナ好きを全面に出すのって、やりチ○武勇伝を持つケヴィンらしい、と言えなくもないのか?ってお下劣なこと書いてスマンのう。

で、ですね、御下劣と言えばブルース。このアルバムで一番ブルース臭が強いなーと思った曲は『When Your Parents Go to Sleep』です。



ケヴィンのヴォーカルにも、珍しく気合が入ってるような?かっちょいいホーンセクションに負けないぞ~!と頑張ってる感じがして良いわ。そんで、当然バックの女性ヴォーカルが、ファーストなんかとはじぇんじぇん違う訳です。これが70年代ソウルな匂いなんか?

とか思いつつ、パーソネルをチェックしてみますた。バリー・セント・ジョンと共に名を連ねるドリス・トロイと言う方のWikiがあったので開いてみましたよ。

するとー、何か凄い有名な黒人歌手だったのですね!恥ずかしながら私は全く知らんかった。アポロシアターでジェームス・ブラウンに発掘され、1963年自身の作品でもある『Just One Look』が全米10位のヒット。同曲はホリーズ、ブライアン・フェリー、リンダ・ロンシュタット、アン・マレー等にカバーされる。バックコーラスとしては、ローリング・ストーンズ、ハンブル・パイ、ジョージ・ハリスン、ニック・ドレイクにピンク・フロイドの『狂気』等レコーディング多数。で、彼女の生涯はミュージカル『Mama, I Want to Sing』となり、映画化もされておると。

『Just One Look』のヒットの後、イギリスに渡ってアップルと契約し、ジョージ・ハリスンやエリック・クラプトン等錚々たるバックを得てアルバムも出しておりますたわ。ここで、ケヴィンとは関係ないけど、彼女の曲をブチ込んでしまおう。



カッコええのう~~!ソウル系ビートルズカバーでは、ウイルソン・ピケットの『ヘイ・ジュード』と同じくらい好きだわ、これ。ギターはジョージが弾いてるんかな?

と、話が逸れますたが、この贅沢なバックヴォーカルにも、ケヴィンのブルース志向が出てるんかな?と嬉しくなったのですた。その一方でニコに捧げられた『Decadence』なんてのもあったりしするのも、また嬉しいのよねっ。



トータルでも、一曲一曲を抜き出しても、良いアルバムだなーと思いますです。

で、やはりこれに触れない訳にはいかん、シド・バレットに捧げられたと言う『Oh Wot A Dream』なんですがが、そのジャグ・バンドっぽさに、つい、ジョン・セバスチャンの顔がチラチラと目に浮かんでしまうワタクシ。しかし、Old Grey Whistle Testで、こんなことやってたよ。



かぶりもの~~w

これじゃジョンセバよりもひょうきん族だわね~~!

前のエントリーが丁度ひょうきん族の話だったですが、、思い出してしまった。オリジナルアルバムには入ってないけど、シングルの『Caribbean Moon』のPVを初めてみた時、私はひょうきん族のフラワーダンサーズチームを思い出したのだったわ。



カリブ音楽ならウクレレぢゃなくてバンジョーの方が良いんちゃう?と言ういつもの突っ込みを入れつつも、バックダンサーの踊りは何気にしっかりしてて、もしやプロのバレエダンサーだったりするのかな?腕の使い方とか矢鱈綺麗なのよねん。

カリビアンムーンは黄色~~♪と歌ってるケヴィン。黄色と言えば、とここにもバナナ好きが出てんのかしら?

と言う訳でこのままひょうきん族の話で終わるのも何なので、最後は癒し系な『Hymm』をどうぞ。



最初の『When Your Parents Go to Sleep』とは別人のような、優しい歌声~~!
またもや素敵なアルバムで、私は大満足でありました。


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タグ: ケヴィン・エアーズ

テーマ:洋楽ロック - ジャンル:音楽

2015/08/07 00:15 yuccalina

『宝島』の思い出~パンク・ドラゴンTシャツといしかわじゅん先生への懺悔

80年代大変お世話になった『月刊宝島』休刊ニュースに寄せて、思い出話を書こうと思います。先日、上田義彦写真展の話(コチラ)で出てきた、約30年振りに再会した学生時代の知人が、宝島と関わりのある人だったこともあり、タイミングの妙を感じてしまいました。

知人のS君は同い年の当時大学生で、宝島でアルバイトをしていたんです。一方の私は、99パーが聖子ちゃんカットでヴィトンのバッグを持ってるよーな、超ツマンナイ短大に通いながら、某サークル(こちらについてもいずれ書きたいです)でロックのミニコミを作っていた、ツンツン頭に黒のロングコート(エコー&ザ・バニーメン系)を着たニューウェイヴ女子でした。他に理由が考えられないので、多分S君は私が作ってたミニコミを見て、面白いと思ってくれたのでしょう。

ある時、
「宝島で何か書いてみない?」
と、私を誘ってくれたのです。S君の後を着いて、四谷の宝島編集部に足を踏み入れたのは、確か19歳の夏だったと思います。そこで、編集の渡辺祐(たすく)さんを紹介され、開口一番、
「で、どんなネタ持ってるの?」
と尋ねられた私は、思わず
「へっ?」
と二の句が継げなくなりました。今にしてみれば、自分が全く世間知らずで、浅はかだったと分かるのですが、私は自分の好きなアーティストのレヴューとか好きに書かせてもらえるんか?とかなりイケ図々しいことしか考えていませんでした。どこの馬の骨とも分からない10代のコムスメに、好き勝手やらせてくれる程、世間は甘くありません。要するに、渡辺さんの「どんなネタ?」とは、自分なりに「これが今面白い、来てる」と思うものをプレゼンし、編集部の人がOKだったら取材してきて、書いたものが面白ければ採用、と言う手順の第一歩だったのです。

しかし、答えに窮していた私に、渡辺さんは親切にも、
「じゃあ、これについて調べて、書いてみて」
と、課題を与えてくださいました。どこに取材先するかも教えてくれて、まあ、ほぼお膳立てが出来てる感じです。私は恐る恐る3ヵ所程に電話をかけ、自分なりの考えも入れつつ、宝島の200字詰原稿用紙で3~4枚にまとめました。その私の文章は、多少の訂正・加筆があったものの、ほぼ原形をとどめて雑誌に掲載され、後に原稿料として2000~3000円程度、頂いたと記憶しています。名前も苗字だけですが記載されました。

それでも、私は満足から程遠かった。当時は友人への電話でさえ緊張していた人見知りな私が、全く見ず知らずのところへ電話して話を聞いた、それだけでも、今なら自分を褒めてあげられるのですが、当時は尖がってましたからね。気が弱いくせに、自意識過剰だったのでしょう。予め材料が揃ってて、説明書通りに作るキットみたいで、やったった感が全く無かったとでも言いましょうか。ですから、雑誌掲載については、家族にも友人にも、誰にも教えませんでした。絵が大好きだった小学生時代、たとえ表彰された絵でも、気に入らなかったら捨ててしまうような子供でしたから、当然ともいえますが。

そんなこんなでモヤモヤしていた私でしたが、その後直ぐにリベンジのチャンスが訪れました。ある日地元(当時住んでいたのは東京の東端の町)の洋品店I屋で、あるTシャツを見つけたのでした。

そうです。記事のタイトルにある、パンクドラゴン。

PUNK DRAGON (パンクドラゴン) ‐ 商品情報 Amazon.co.jp
punkdragon.jpg

いしかわじゅん先生は当時宝島で『パンクドラゴン』という漫画を連載していました。残念ながらTシャツの実物は消失してしまいましたが、今でもよく覚えています。白地に赤一色でプリントされたパンクドラゴンは、スライスされたスイカを片手にルンルン歩いているような構図で、PUNK DRAGONの英字もしっかりプリントされていました。

「これはっ!」
と私はすかさず購入。漫画のファンだったから、というのもありますが、
「もしやこれはネタになるのでは?」
と頭を過ぎったのは言うまでもありません。それでも、直接宝島に持っていく勇気はなくて、先ずはS君に見せることにしました。すると数日後、
「面白そうだから、売ってた店に取材してきて」
との連絡が。

「ハイッ!」
心の中で小さくガッツポーズしました。
そのまた数日後、まだ暑さが厳しい日でしたが、「このネタ、モノにするぞー!」と洋品店I屋に向かうユッカリーナ19歳の、足取りは軽く意気揚々。しかし、その意気込が直ぐに砕け散るとは、知る由もありませんでした。私はパンクドラゴンのTシャツを手に、結構ハキハキと店員に尋ねました。
「雑誌宝島の者ですが、このTシャツのことで、お話を聞きたいのですが」
I屋は衣料品と服地、手芸用品を販売する2階建ての店で、ちょっとしたスーパーマーケットの広さでしたから、2階のバックヤードにちゃんとした事務所スペースがあり、私はそこへ通されました。そこで再び
「雑誌宝島の者です。このTシャツなんですけど、パンクドラゴンってウチで連載してる漫画なんですけどね」
と若干偉そう言うと、一瞬にして従業員達の顔色が変ったのです。冷房のきいた事務所が本当に凍りついた、とでも言いましょうか。私の一言で怯えるような表情に変わった人々を前にし、私もそこで思考停止してしまったのです。

「ウチは知らずに仕入れてました。申し訳ないです。」
と責任者らしき方が頭を下げたのを最後に、自分がその後何を言ったのかよく覚えていません。只々、自分の一言への反応を見て、逆に怖気づいてしまった。それ以上なにも言えなくなってしまった。そして、重い足取りで帰宅したことしか、もう記憶にないのです。

しかし、その後のことは結構よく覚えているんです。つまり、不正な商品について追求出来た筈なのに、自分が勝手に止めてしまったことへの罪悪感だけが残ってしまいました。何故何も聞かずに帰ってしまったのか。多分、真相を追求しようと言う強い意志もなく、上手いこと書いてやるぞと言うだけの、浮わついた気持ちしかなかったから、簡単に尻込みしてしまったのでしょう。仕入れ先なり、製造元なり聞けば、I屋の人はきっと教えてくれた筈です。いや、今思えば、衣料品って大抵内側に、製造元の名前と連絡先の入ったタグがあった筈だから、きっと調べられたろうな。もしくは、S君か渡辺さんに相談してたら、何かアドバイスしてもらえたかもしれない。でも、一度引っ込めてから再び聞きに行く勇気もなく、ビビって何も聞かずにトンボ返りしてしまったダメな自分を、S君や渡辺さんに知られたくなかったと。

と言う訳で、再び落ち込んでいた私に、後日追い打ちをかけたのが、宝島に掲載された『パンクドラゴン』で、作品中

「パンクドラゴンのTシャツ作って売ってるやつがいるらしいな、出てこい!」

みたいなセリフを見つけた私は、心中穏やかでありませんでした。

「いしかわじゅん先生、怒ってるよおおーー」

多分編集部の人が「パンクドラゴンの海賊版Tシャツが出回ってるらしい」と先生に伝えてたのかもしれませんね。要するに19歳のコムスメがちょっとした犯罪の芽を、勝手に摘んでしまったんです。

あああー、ごめんなさい、ごめんなさい、いしかわじゅん先生ごめんなさーーい!

と思いながらも、私はその後沈黙してしまいました。宝島編集部にもS君にも連絡を取らずフェイドアウトしてしまったのです。

、、、ざっとこれで3ヵ月間くらいの出来事なんですが、S君との再会と宝島休刊を前に、私の記憶の引き出しから、次々と出てきたのでした。

まあ、いしかわ先生がマジで怒ってて、裁判沙汰にしたろと思ってたら、きっと編集部から私に催促があった筈、とか思って、ずっと自分を納得させていたんですが、ここはやはりきちんと謝罪しておきたい。ゆえに、こうしてブログに書くことにしました。

いしかわじゅん先生、30数年前パンクドラゴンTシャツを追求せず、トンズラしてしまったのは私です。
本当に申し訳ありませんでした。
ここに、謹んでお詫び申し上げます。


とか書いたところで、勿論本人に届くとは思ってませんけど、私なりに誠心誠意を尽くしたかったんです。そして、あの頃に比べたら、私もちょっとのことではビビらなくなったし、不正行為や法律の知識に乏しかったからというのも、経験を積んでマシにはなったと思います。過去のあやまちは、自分がちょっとでもマトモな人間になることで償って行くしかないと思っております。

という訳で、一読者としては、毎月楽しい話題に笑い、ワクワクして読んだ記憶しかない宝島なのですが、ワタクシにはこうしたちょっとホロ苦い、一夏の思い出があったりするのです。ちなみに、80年代の終わりには既に読まなくなってしまったので、その後の雑誌の変遷は全く知りませんでしたわ。90年代には、購読する音楽雑誌もロッキング・オンからミュージックマガジンへ。89年に転職した先が海外プロジェクトを持つ理系の会社だったことも影響してか、私の音楽の趣向もロックからワールドミュージックへと向かったのでした。そこで、東欧やロマ音楽と出合い、東南アジアにも触れ、インド映画にハマったりして行った訳です。

ところで、約30年振りに会ったS君は、編集者として独立し、相変わらずバリバリ働いているようで、とても嬉しかったです。学生時代から既に自分のやりたいことが分っていたような、フィギュアスケーターに例えると(って変ですか?)、まっちーこと町田樹、「ティムシェル=自分の道は自分で切り開く」的意志の強さを感じる人物でしたので、立派になった姿は想像通りだと言えます。あ、でも顔とか喋り方は全然違いますからね。ホントの事を言うと、宝島で私がフェイドアウトした後、彼とは2つ目の就職先、某アパレル会社にいた時に、一度だけ会っていました。しかし、その時に何を話したのか、殆ど覚えていなくて、唯一記憶にあるのは、「S君が羨ましくて嫉妬してた自分」だけでした。既にメジャーな雑誌の編集部にいたS君が、只々羨ましかった。みうらじゅん師の『比較三原則』をまだ知らなかった20代ユッカリーナの暗黒時代です。

それが、30年の時を経て、今ではそんな自分を懐かしめるようになりましたよ。基本考えがフワフワしてて、意志が弱い自分ですが、ちょっとは『自分なくし』が出来てきてるのかな?と確認できた再会でありました。



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タグ: 80年代

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