プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2015/11/04 14:25 yuccalina

秋のお買い物~ペイズリー柄&藍染LOVE

久し振りにファッションの話を。年と共に服に費やすお金は減っておりますが、やっぱり洋服は好き。新しい服を買うとテンション上がりますね。

つー訳で、またもや東欧雑貨ICIRI *PICIRI(リンク欄参照)でお買い物してしまいますたわ。

相変わらず着方がワンパターンですが、古着のペイズリー柄ワンピと、

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お花柄のコットンスカーフ。

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どちらも秋らしい色合いですよね。

で、も一つがフィンランド製プリントファブリックです。

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グリーンのリーフ&フラワー柄に一目ぼれして買ってしまいました。ペイズリー柄に弱い私ですが、北欧プリントにもですな。縦長の暖簾みたいに使えるカーテンなのですが、何かにリメイクしようかと購入。

とか言いつつ、これまでにICIRI * PICIRIで買ったファブリックは、殆ど手付かずの状態で、こんなに溜まってもーた。

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やっぱ60&70年代風のサイケ柄、ペイズリーが多いですが、プリントが可愛すぎて、私みたいなミシンが下手くそな奴が手を付けて良いのだらうか?と躊躇っているのです。

いやー、もしも全然出来ないのなら、最初から買わなかったかもしれませんし、さもなくば出来る人に頼んだりするんでしょうけど、生半可にハンドメイド好きだと、こんなことになっちゃうのですわ。取り合えず何か一つ作ってみなくちゃねえ。

一方で、先日、谷中の東欧雑貨屋クリコさんを再訪して、ハンガリーの藍染ワンピ(とゆーか、ジャンパースカート?)も買ってしまいました~!藍染と言えば今春チェコのヴィオルカさんのワンピ(右)を買ったばかりなのに~!

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って、でも並べてみると、結構テイスト違うんですよね。コットンなので真冬はちょっと、ですけど、今なら重ね着で行けそうです。

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クリコ店主さま曰く「お菓子作りが上手そうに見える服」なのは、エプロンドレスっぽいからでしょうか。

ちなみにヴィオルカさんのワンピもまだ重ね着で、こんな感じで着てますよ。

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んで、先のペイズリー柄もそうなんですが、最近のワタクシは、おばあちゃんになった時にも着れるような服、を意識するようになりました。ファッションとかモードの世界には逆行してるんでしょうけど、衣服は末長く愛情を持って着たい、と言う意識が年々深まってきてるところです。その為には、流行してるからとか、お買い得だからという基準は持たない方が良いような気がします。ペイズリーも藍染も、自分の愛するテイストであり、多分飽きることもない、そんな確信の元に今秋のお買い物を終えました。


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2015/02/19 15:43 yuccalina

『バベットの晩餐会』~神が愛した芸術と愛の物語

アカデミー賞の季節のせいか、テレビではアカデミー絡みの映画を多く放送してますね。とは言うものの、ハリウッド映画にあまり興味の無いワタクシは、ベルリンやカンヌの方が気になり、アカデミーで一番チェックするのは、外国語映画賞。先日紹介した『ニュー・シネマ・パラダイス』もそうでしたが、今回の『バベットの晩餐会』は1987年のアカデミー最優秀外国語映画賞に輝いたデンマーク映画。NHK BSプレミアムで見直しました。

日本公開は1989年で当時私は24歳、場所は渋谷パルコの中だったか、銀座のセゾン劇場だったか、とにかく一番映画館に通ってた時代でした。YouTubeで日本版の予告編を発見。映像がかなり暗めになってますが、実際はブルーグレーのような落ち着いた色調でした。



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YouTubeに英語字幕付の予告編もありました。実際の映画の色調に近いので、こちらも貼っておきますね。日本版はわざと暗くしたんでしょうか。同じ映画なのに、随分と雰囲気が違って見えますし、こちらの方が料理が美味しそうに写ってますよね。



『野いちご』のビビ・アンデショーンがどこに出てるのか、ずっと分からなくて気になってたんですが、これで確認できましたわ。

19世紀末のデンマーク、ユトランド(ドイツの北に位置する半島)の村を舞台にした、清謐かつ心暖まるお話です。牧師の娘であり、若い頃から父親の仕事を手伝っていた老姉妹マーチーネとフィリパは、独り身のまま村で奉仕活動をしながら、家政婦のバベットと3人で暮らしています。清貧な生活をする姉妹に何故家政婦いるのか、そこには、かつてマーチーネに恋した騎兵隊の士官ローレンスと、フィリパに魅かれたパリの人気歌手パパンが関係していました。バベットはパリコミューンで夫と息子を失った時、パパンのつてで、命からがらユトランドへ渡って来たのです。

バベットがユトランドにやってきて14年後の12月、パリから手紙が届きます。バベットがパリの友人に頼んで買い続けていた宝くじが当たったのです。丁度、老姉妹の亡父の生誕100年にあたり、彼女は記念の晩餐会を開き、本格的なフランス料理を振舞いたい、と申し出ました。宝くじのお金でバベットはパリへ帰ってしまうと思い込んでいた姉妹は、彼女の最後のお願い、-晩餐会の経費は全てバベットが出して仕切ること-を了承しました。

ところが、バベットがパリから船で運ばせた食材の数々、生きたままの海ガメやウズラを見て、村人達は恐れおののく。そんな料理など想像もつかないので、バベットは実は魔女なのではないか?と疑うのです。マーチーネはバベットが得体の知れない、恐ろしい料理を作っている悪夢を見たりと。

そんな中で始まった晩餐会、村人達はビクビクしながら料理を口にするのですが、30年ぶりに将軍となって戻ってきたローレンスだけが、料理にブラボー!を連発します。若い頃、マーチーネに告白も出来ずにユトランドを去った彼は、その後社交界で活躍し、美食家となっていたので、「これはかつて、パリの高級レストラン、カフェ・アングレで食べたものと同じではないか?」と。

そう、バベットは正にそのカフェ・アングレの女性シェフだったのです。彼女は芸術的な創作料理を作ると、パリで名声を得ていたのでした。しかし、バベットは大金を全て晩餐会の為に使い、パリには帰りません、と姉妹に告白します。そして、また貧しい暮しに戻って良いの?との姉妹の問に、バベットはこう答えたのです。

「芸術家は貧しくはありません」

お世話になっている姉妹の亡父の記念日に、姉妹や村人達の為に、料理の腕を振るうことは、自分の為でもあった。大金を料理に注ぎ込むことは、バベットにとっては芸術的行為だったのですね。そこで私もブラボー!と拍手したくなりましたわ。

バベットは姉妹の生き方に、どんな名声よりも崇高なものを見い出し、それこそ芸術に値すると思ったのかもしれません。それは、かつて人気歌手のパパンが、フィリパの歌声の、神と繋がっているゆえの美しさにひれ伏したことと重なります。フィリパはバベットを抱擁しながら、こう言いました。

「天国であなたは偉大な芸術家となる きっと天使たちもとりこになるわ」

それは、まさに、パパンがフィリパの歌声に対して言った言葉だったのです。

最初は恐る恐る料理を口にしていた村人達でしたが、言葉には出さずとも、表情が緩んでウットリとして、優しい空気に包まれていく光景。以前はいがみ合っていた者同士も、手を取り合い、輪になって歌うエンディングには、気持ちがほっこりと暖かくなりました。そう、芸術は人々をハッピーにしてくれたりもするんですね。

昔見た時は、バベット=魔女?と言うミステリー的な部分の面白さに気を取られて(予告編の悪影響かも?)、芸術云々の話はあまり覚えていませんでした。そしてもう一つ、今回とても印象深かったのが、晩餐会の後、ローレンスがマーチーネに「体は離れ離れでも、それは重要ではない、これまでも、これからも私はあなたのそばにいます」と言って去って行ったところです。ローレンスにとって、敬虔であることがマーチーネと寄り添うことであり、彼女もずっと同じ気持ちでいた。体はそばにいなくても、神様を通して、お互いの気持ちは通じ合っていたと。これは正に愛の物語でもあったのですね。


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2015/02/16 09:42 yuccalina

『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』とイッタラのグラス

『リトル・ダンサー』に引き続き、昔映画館で見た作品を見直そうシリーズ、第2弾は『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(1985年スウェーデン)です。日本公開は1988年ですから、当時の私は23歳。以降、好きな映画として必ず名前を揚げるほど、その後の人生に影響を及ぼした作品の一つです。

本作はゴールデングローブ賞最優秀外国語映画賞を受賞し、確かアカデミーでもノミネートされてましたよね。ラッセ・ハルストレム監督はその後アメリカに本拠地を移し、『ギルバート・グレイプ』『サイダー・ハウス・ルール』『ショコラ』等々、名作を世に送り出す訳ですが、私は今でもハルストレム監督で一番好きな映画はこの『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』なんです。



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このブログでも、以前ライカ犬の話絡みで紹介しました(コチラ)が、とにかく、辛いことがある度に、ソ連のロケットで宇宙に連れ去られたライカ犬の不幸を思いつつ、「自分はまだマシだ」と耐える幼気な少年イングマルが可愛くて、愛おしくて、、。しかもタイトルにある通り、愛犬のシッカンも可愛くてねえ。母との別離と、シッカンの最後を知ったイングマルの深い悲しみは、約四半世紀を経ても胸がチクチクと痛みました。

1950年代のスウェーデン、母が肺結核を患い、イングマルは一人田舎に住むグンネル叔父さん(母の弟)に預けられるのですが、そこで出会ったちょっと変わった人々との、心温まる交流が描かれています。男勝りでサッカーとボクシングが得意な美少女サガ、女性下着の広告文を読んで恍惚にひたるおじいさん、自称ゲージツ家で裸婦像をつくる男、髪が緑色の少年とロケットもどきを作る父親、ガラス工場で何故か一輪車の練習をしている男等々。

それと、まだ自宅にいた頃、イングマルにはカエルちゃんというあだ名のガールフレンドがいて、怪しげなデートをしたり、サガとも甘酸っぱいロマンスもあったりは、流石はスウェーデンという気がしました。

で、この年になって改めて気が付いたことも色々ありました。母は結核だけでなく、更年期だったことを仄めかす台詞もあり、息子達にキレるシーンには、そりゃあ辛いでしょうと思いました。また、母がキレた時に、丁度カエルちゃんが遊びに来ていて、母の叫び声を聞いた途端、ササッとを閉め「近所に聞こえると福祉課の人が来ちゃうから」と言うシーンなど、以前は全く気に留めてませんでした。スウェーデンは昔から福祉先進国でしたから、子供への暴力が疑われたら、福祉課に子供を取り上げられちゃう、って意味だったんでしょうね。

そして、当時スウェーデン語なんて全然分からんと思ってましたが、結構英語っぽいことにも気が付きました。「おいでー」が「コーム!」って言ってるみたいなんです。Comeに近いのかな?そう言えば、原題のMitt Liv Sum Hundも

Mitt→My
Liv→Life
Sum→Same (as aと同義)
Hund→Hound (Dogと同義)

と、かなり英語と近いんですね。ってか、そもそも見た目からしてドイツ語っぽいのかな?詳しいことは良く分かりませんが。

ちなみに、サガという女の子の名前は、一般的なのでしょうか?やはり北欧伝説のサガから来てるんでしょうか?ご存知の方、是非教えてくださいませ。

と言ったところで、最後にもう一つ、イングマルが預けられたのは、ガラス製品で成り立っている村で、グンネル叔父さんとその妻ウラ叔母さん、お友達の親など皆同じ工場で働いています。真冬でも中では半袖で凄し、敷地内には浴槽があって、遊んで泥だらけになった子供達が自由に入ってる、そんな環境。で、ふと思ったんですね。ガラス工芸とか陶磁器とかは、寒い国で作った方が効率が良いから発達したんだろうなって。常夏の国の繊細なガラス細工、陶磁器って聞いたことないです。そして北欧諸国は、寒さで室内にいる時間が長いから、インテリア等にこだわるのも当然。テーブルウェアも居心地の良い空間を作るために、大切なアイテムなんでしょうね。

わが家にスウェーデンのガラスはありませんが、お隣フィンランドのイッタラ製グラスを愛用しております。

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シンプルな形ですが、薄くて滑らかで、とても繊細さを感じます。口当たりが良いので、どんな飲み物でも美味しく感じられそう。そして寒い国の暖かいガラス工場を創造しつつ、緑茶を飲むのでした。


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2014/11/04 15:01 yuccalina

フィンランド製ハンドプリントのワンピースと北欧プリント

久し振りにファッションの話題を。いつも通りですが、ルーマニアのトランシルヴァニア地方在住の手芸研究家、谷崎聖子さんのネットショップ、東欧雑貨ICIRI*PICIRI(イツィリ・ピツィリ、リンク欄参照)で購入した古着を紹介します。

古着は皆トランシルヴァニアで仕入れているそうなのですが、その殆どが旧西側の製品であり、ホームソーイングの服も西欧のファブリックを使ったものが多いのだそうです。それは「ルーマニアが共産圏で物資が少なくて苦労していた時代に、西側から入ってきた数少ない服や布を、大切に着たり使用していたから、良い状態で残っているものが多い」と、かつて聖子さんから教えて頂いたことがあります。

そんな時代と人の手を通ってきた古着達を、私も大切に着させてもらっているのですが、私がこれまでチョイスしてきた服には、北欧の物が多いんです。今回紹介するのは、フィンランド製のポップなプリント柄ワンピース(写真右)。

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左のフェアリーな花柄の半袖ワンピと共に、春夏物として売られていたのですが、薄手のコットンとは言え、折角の長袖なので、この秋にも着てみたのでございます。

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いつものワンパターンですが、下にレギパンを履いて、赤茶のカーディガン、腰は共布のベルトから茶色の皮に変えて、スカート丈が短くなるように、ブラウジングしてみました。上にコートを羽織れば、冬に着てもOKかな?

でも、これはやっぱり春に一枚で着たいワンピースですね。襟のタグを見ればHandprintedの文字が。

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道理で素敵なファブリックだと思いましたよ。それに、ディテイルも色々と可愛くて、スカートの裾が、白とグリーンの無地に切り変えてあったり、

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袖口の大きなカフスも、端の斜めラインが良いんです。上着で隠したら勿体ないかなと。

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そうそう、この葉っぱ模様のボタンは、昔着ていたお気に入りシャツが、擦りきれちゃった時に、取っておいたものでして、購入後に付け替えました。ワンピースの雰囲気にピッタリ!

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お気に入りのものを、こうして再び使えるのは嬉しいものです。

また、このワンピースは42=LLサイズでして、その割りにはブカブカしてないなー、なんて思ってたんですが、ボタンを付け替えながら気が付きました。どうやらボタンの取り付け位置をずらしてた様です。

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合せの部分に、かなり幅が出るようにボタンを内側に付けて、細身になるように調節してたんですね。デザインによっては上手く行かない場合もあると思いますが、服のラインがしっくりしない時に、ボタンの位置を変えてみるのも、良いかもしれませんね。

と言ったところで、これまで紹介してきた古着の中から、北欧のものを拾ってみました。どちらもスウェーデンの製品です。

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どれもデザイン的にはシンプルなものばかりですが、とにかくプリントが色鮮やかで大好きなんです。

今ではH&MやIKEAによって、スウェーデンのデザインは日本でもかなりの人気ですが、きっと昔から素敵な製品を作っていたんですね。


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2012/06/20 08:53 yuccalina

シガーロスからコクトーツインズ-神秘的サウンドの系譜

先日、ヨガのクラスで使用されていた音楽(Snatam Kaur)の話をしたことがありますが、同じくTOMOKO先生から、シガー・ロスというアイスランドのバンドのCDを貸して頂きました。

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(2002/10/29)
Sigur Ros

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シガーロスは1994年デビューで、既に何度も来日してるとか。2000年まで毎月「ミュージック・マガジン」を購読してた私は、名前くらいは見てた筈ですが、全く覚えていません。出会うべきタイミングがなかったんですね。

毎度ですが、音楽性については深く語りませんが、ヨガのレッスンで流すくらいなんで、癒し効果がありそうです。ギターとヴォーカルのヨンシーは高音(ファルセット)で、アイスランド語やホープランド語という造語の歌詞を歌っていますが、幻想的なサウンドと合間って、聴いてると夢心地になります。アイスランドでしか話されていないアイスランド語や、聞いて理解できない造語でわざわざ歌うというのは、きっと頭で理解してもらうよりも、感性に訴えたい意図があるのかもしれないです。その点でも、非常にヨガにピッタリの音楽と言えそうです。



上の動画はオフィシャルのライヴ映像です。寒そうなとこでやってますね。彼等のオフィシャル映像には、暗い海を泳ぐ少年だとか、湖で遊ぶ全裸の男女(流石に北欧だ!)だとか、面白いのが一杯あるんで、興味のある方はYouTubeを漁ってくださいませ。

私はにわかにアイスランドへの興味も高まってきて、ちょっくらウィキペディアでお勉強。これまで、アイスランドと言えば、ビョークしか思い浮かばなかったのですが、実はあの自由奔放さはお国柄を体現してるかもしれません。私が気になったポイントは以下の4点。

①現在の首相は女性で同性婚している。

②名前にファミリーネーム(姓)がない。アイスランド人のラストネームは姓ではなく、○○(父または希に母の名)+息子(ソン)又は娘(ドゥッティル)という語尾がつく。、例えばビョーク・グズムンズドゥッティルは「グズムンズゥルの娘という意味。

③識字率99%。小学校から英語とデンマーク語を学ぶので国民の大半がトライリンガルである。

④アイスランド語は一番近いのはノルウェー語だが、外来語がなく文法も変化していない為、中世の書物、サガやエッダと言った、神話や英雄伝説を皆原文で理解出来るらしい。

自由さについては、①は言わずもがなですね。スカンジナビア諸国は元来、性に関して自由なイメージですが、世界初の同性婚姻はデンマーク人で、初の同性婚首相はアイスランド人ですか。②にしても、○○家という縛り(概念)がない訳ですね。首相ですらファーストネームで呼ぶのがOK。で、これはもしや歴史上貴族がいなかったのか?と思ってたらやはりそうでした。9~10世紀中に、ノルウェー人とケルト人(スコットランドとアイルランド) が移り住んでくるまでは無人島で、930年には世界最古の民主主義会議「アルシング」があったそうです。こりゃあ、筋金入りのリベラルですね。

③については、シガー・ロスのメンバーは英語は普通に喋れるのに、敢えてアイスランド語や造語にこだわって使ってる事がうかがえます。

そして④ですが、そんなリベラル、進歩的な国民性でありながら、シガーロスやビョークには神秘的な匂いがするのです。それはもしかしたら、神話や英雄伝説が身近な文学であることや、先祖にケルト人がいるの関係あるかも?

と、無理矢理こじつけてしまいましたが、実はシガー・ロスを聴いた時、私が真っ先に思い浮かべたのは、スコットランド出身のコクトー・ツインズ(1982~1997)でした。ウィキペディアに載っていた、シガー・ロスが前座をしていたというレディオヘッドにも、確かに近いものは感じましたが、私的にはやっぱりコクトー・ツインズ(1979~1997)なんです。

1980年代、ラフトレードと共にイギリスのインディーズシーンを牽引していたレーベル4ADレコードの看板バンドでしたが、幻想的な音作りのみならず、エリザベス・フレーザーのヴォーカルにもシガー・ロスと通じるものがありそうです。私の一番好きなアルバム「Treasure」からの曲。



TreasureTreasure
(2007/04/09)
Cocteau Twins

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動画を見ていただくと分かると思いますが、何を歌ってんだが、良く分かりませんね。これはワザと舌でモゴモゴさせるGlossolaliaという手法で、ここでは詳しく書きませんが、キリスト教の歴史の中で、お祈りをする時の為に生み出されたそうです。それは他の人の耳に入らぬよう、神様と自分だけを繋げる為の技だったんでしょうか?ともあれ、エリザベスの祈りの様な歌声は、多くのファンを魅了したのです。ちなみに、Snatam Kaurと共に紹介したリサ・ジェラルド(アイルランド系オーストラリア人)のデッド・カン・ダンスというバンドも4ADレコードに所属し、リサもGlossolaliaを用いていました。そんな彼女達を含め、4ADのアーティスト達のコラボレーション、ジス・モータル・コイルの曲も1つ紹介しておきます。



「Song to the Siren」は1970年代のシンガーソングライター、ティム・バックリィのカバーですが、このディス・モータル・コイルのバージョンは、2009年の映画「ラブリー・ボーン」で使用されました。私はこの作品は見てませんが、監督は「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン。ここでケルト繋がりが出来ましたが、「ラブリー・ボーン」も幻想的な内容みたいですね。

スコットランドのネタをもう1つ。ネス湖のネッシーにハリーポッターの魔法学校など、ファンタジーを想起させるものは沢山あると思いますが、私が断然オススメなのが、ロバート・カーライル主演のドラマ「マクベス巡査」です。大自然に囲まれた北部ハイランド地方の小さな町を舞台にした、一応は刑事ドラマなんですが、超常現象や超能力的要素が盛り沢山の、正にファンタジックなドラマなんですよ。それとヘーミッシュ・マクベス巡査の相棒犬、ウエストハイランドテリアというスコットランド原産の白いワンちゃんも可愛らしいので、犬好きの方も是非どうぞ。

Hamishmacbeth.jpg

最後に映画繋がりで今一度シガー・ロスに戻りましょう。現在公開中の「幸せへのキセキ」の音楽を、ヨンシーが担当してるそうで、予告編のBGMに使用されてるのは、アルバム「Takk」の曲みたいです。



Takk…Takk…
(2005/09/07)
シガー・ロス

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映画の内容も、音楽と同様癒し系みたいですね。



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