プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2014/05/20 09:06 yuccalina

キム・ヨナの表紙からジャズエイジと戸川純

フィギュアブログでちょっと話題になってるこの写真、誰だか分かります?ヴォーグ・コリアの表紙で、韓国が誇るフィギュアの女王さま、キムヨナですって!

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って、言われなきゃ誰だか分かんないぢゃないのっ!アイメイク濃すぎて原型が無くなってますわ。

といふ問題よりももっとミョーというか、、意味不明なところがあります。間違い探ししてみませう。もしこれが、1920年代ジャズエイジの女性フラッパー(日本ではモガなんて呼称もありましたっけ?)を意識してるとしたら、根本的に可笑しいとこ。それは、

ぶっとい眉毛なんですっ!

何故にこの太さなのか?いや、これは元々ジャズエイジなんてカンケーないウリジナル(とりあえず何でも韓国発祥宣言したろ)スタイル!と言うことなのでせうか?

毎度の様に言うとりますが、ワタクシのヨガ的見地「全ての価値観は相対的なものであり絶対ではない」からすれば、これを美しいと思う人がいても、別に良いのですよ。でも、私のシュミではやっぱり可笑しい。オマージュにもパロディにもなっていない、残念な結果。まー、それはヨナさん一人の責任ではありませんが。

それにねえ、アイメイク濃ゆい割に目が死んでる感じはデカダンスを気取ってるのか分かりませんけど、あの時代のショートヘアとかファッションは、女性の解放と密接に関わっていて、もっと意志の強そうな眼差しキリリの方々が多いんですけどね。

と言ったところを踏まえて、私の所有する20年代カルチャー本「現代思想 総特集1920年代の光と影」に登場する20年代を代表する女性の写真も紹介しておきますね。

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ココ、ゼルダ、ルル、皆さま綺麗な細眉です。ついでに日本のモダンガール(和装ですが)岡田嘉子の眉毛はこんな感じ。

20s2.jpg

てな訳で、今回はフィギュアの話は一切致しません。ヨナさんは完全に「前フリ」で使わせて頂きました。なじぇかと言いますると、前々から戸川純ちゃんの話を書こうと思ってて 、丁度良いタイミングだっただけなんです。

そう、戸川純→ゲルニカ→モガスタイル、と来たもんだ。「スイートキッス」のCMはショーゲキ的でした。



お巡りさん役は高橋幸宏?んで、純ちゃんもちゃーーんと細眉ですわね。折角なんで、「銀輪は唄う」フルバージョンもどうぞ。



実際は20年代よりももうちょっと後、第2次大戦中から戦後まで意識してそうで、カバーしていた蘇州夜曲は、元々1940年発表の作品でした。YouTubeに「アップルシティ500」と言う番組でのパフォーマンスがありました。



司会が高橋幸宏&細野晴臣!というのも凄いですよねっ!多分、公開生放送だったと思うのですが、小馬鹿にしたような笑いを浮かべてる観客との温度差が凄いっ!ファッションの差もね。自己紹介中に噛んで何度も言い直そうとするところは、後の鳥居みゆきちゃんのネタのようでもありますね。事実みゆきちゃんは戸川純のファンを自称してるそうですが。

あの時代は、ネクラとかビョーキとか言われてたかも?私はそれほど熱心な戸川純信奉者ではありませんでしたが、宝島やビックリハウスを愛読し、坂本龍一のサウンドストリートや高橋幸宏のオールナイトニッポン聴いていたので、戸川純の音楽も自然に好きになったという感じですね。ドラマは見てませんでしたけど、タモリの「今夜は最高」はちゃんと見てました。夜のヒットスタジオで「レイダーマン」を歌う彼女をカッコイイと思っていました。当時の私は余りスカートを履かない子でしたので、純ちゃんのモガスタイルは真似したことありませんが、カラオケでは「東京ラプソディー」等の懐メロを歌ったりしていました。んで、ファッションは母が眉を顰めるような、黒いロングコートに帽子というパンクっぽい格好でしたので、やっぱり純ちゃんのフォロワーだったと言えますね。

それにしても、今思えば戸川純って、とても革新的な存在だったなーと思います。女優として、またTOTOウォシュレットのCM「お尻だって洗ってほしい」でお茶の間のド真ん中にいながら、凄い音楽やってたんですもん。アルバム「玉姫様」には、カノンに歌詞を付けた「蛹化の女」とか、フォルクロールのメロディにキョーレツな歌詞を乗せた「諦念プシガンガ」とか、



牛のように豚のように殺してもいい いいのよ
我 一塊の肉塊なり


今思えば、DV被害者の歌みたいで、ちょっと怖いかなという気もしますけど、それ以上に今聴いてもカッコイイなあと思います。ロックの熱を感じるんですよね。

勿論コンビを組んでいた上野耕路が才能豊かな人で、YMOファミリーとしてデビューするという恵まれた環境もあったんでしょうけど、やっぱり本人が感性豊かな人だったからだと思います。そして、その上野耕路さんも結構なキャラクターですが、現在は映画音楽で活躍されています。「ゼロの焦点」と「のぼうの城」で日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。キューピーのCMソング、キグルミの「たらこ・たらこ・たらこ」も彼の作品です。

YouTubeでピアノソロを演奏する彼(2011年12月撮影)を発見したので、最後に貼っておきますね。



何気に美しぃー曲じゃございませんかっ?


  
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タグ: パンク 20年代

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽

2013/05/09 08:20 yuccalina

ビートクラブdeロックな話(3)~The EqualsとGeno Washington

DVD BOX「The Story of BEAT CLUB 2」から気になるアーティストをピックアップして紹介するシリーズの第3回です。今回の第38回放送分収録内容は以下の通り。

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(2011/10/12)
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Disc 1-3 : Beat Club No.38(1968年)
Artist : Title

The Foundations : Built Me Up Buttercup
Simon Dupree & The Big Sound : Thinking About My Life
Heinz Edekmann
The Equals : Softly Softly
Julie Driscoll, Brian Auger & The Trinity
Tiny Tim : Tip-Toe Thru' The Tulips
Bonzo Dog Doo-Dah Band : I'm The Urban Spaceman
Gene Pitney : Billy You're My Friend
Manfred Mann : Fox On The Run
The Bee Gees : I've Gotta Get A Message To You
Geno Wathington & The Ram Jam Band : Bring It To Me Baby
Bilie Davis : I Want You To Be My Baby
Joe Cocker : With A Little Help From My Friends
The Marmalade : Ob-La-Di, Ob-La-Da
The Beach Boys : Bluebirds Over The Mountain
The Flirtations : Nothin But A Heartache
(タイトル無しのアーティストはインタヴューまたは紹介VTR)


今回は興味深いアーティストが目白押しで、何を書こうかチョイスに悩みましたよ~。The Foundationはジャマイカ等のカリブ諸国やセイロン(現スリランカ)出身のメンバーからなる多国籍バンド。後のプログレ界で異彩を放つGentle Giantの前身となったSimon Dupree & The Big Soundとか。ポール・マッカートニーのプロデュースでビートルズファンにも知られるBonzo Dog Doo-Dah Bandは、映画「マジカルミステリーツアー」に出演したり、中心メンバーのニール・イネスが後にパロディバンド、The Ruttlesを結成したりと、ビートルズとの縁が深いです。モンティ・パイソン好きな私にもツボなバンドです。ちなみに、3番目のHeinz Edekmannは映画「イエロー・サブマリン」のアートディレクターしてたイラストレーターの方だそうですよ。その他、ブルーズ色が残っていたManfred Mannとか、アメリカからイギリスに渡ってきて活躍した女性ソウルグループThe Flirtations等々を差し置いて、紹介したいのがThe EqualsとGeno Wathington & The Ram Jam Bandです。

The Equalsって初めて聴きました。カリブ系黒人と白人のツートーンバンドですね。冒頭のThe Foundationsも多国籍の編成でしたが、つまりこれは80年代のツートーンブーム以前から、こーゆーのがあったのね!と新鮮な驚き。



そんで、The Equalsの名前は知らなくても、Eddy Grantなら知ってましたよ。80年代に「Electric Avenue 」って曲がヒット。

<いかにも80年代エレクトロポップ風なEddy GrantのElectric Avenue>


まー、当時の私はレゲエに余り入り込めなかったんで、Eddy Grantのどこが良いんだか分からなかったんですけどね。60年代から活躍してたアーティストとは露知らず、どこぞの馬の骨のジャマイカ人?位にしか思っていなかった訳です。無知とは怖いものですな。しかし、もしもThe Clashをもっとまともに聴いてたら、彼を軽んじたりしなかったかもしれません。と言うのも、「Police on my Back」ってThe Equalsのカヴァーなんだってさー。

<日本語の字幕入ってます>


この曲が収められた「サンディニスタ!」ってアルバム、当時はちゃんと聴いてませんでしたから。タイトルだけみても政治色強すぎで、引いてたと言いましょうか。何か自分の言い訳代わりみたいで申し訳ないのですが、ここでもフレさんのブログから、レヴューを貼らせて頂きます。

・・・自分がザ・クラッシュを聴き始めてからもう20年近く経つが、彼等がやってることの意味が分かるのに15年はかかってると思う。言い方を変えると「London Calling」や「Sandinista!」という作品を理解するのに15年はかかったと云うことだね。・・・
The Clash - Sandinista! 「ロック好きの行き着く先は・・・」より



「サンディニスタ!」やっぱり取っつきににくいアルバムだったようで、、、。

ちなみにEddy Grantは、ジャマイカ人じゃなくて、英国領ガイアナ(当時)出身ということで、ここでも私的ガイアナの謎が明らかになったので、ついでに書いておきます。

それは、ジュリアン・コープという私の大好きなアーティストが、アルバム「My Nation Underground」で、ガイアナで集団自殺したカルト教団「人民寺院」の教祖ジム・ジョーンズをモチーフにしていたことです。アメリカ人が中南米の国で起こした事件を、イギリス人のジュリアンが何故大きく取り上げたのか、イマイチピンと来なかったんですよね。かつてイギリス領だったことで、身近な話題だったのかもしれませんね。さらに余談ですけど、私が初めてガイアナという地名を耳にしたのは、ビートたけしのオールナイトニッポンです。たけしが「教祖様今晩は」という葉書を読みながら「教祖様って、おまえガイアナで死ぬぞ」と一言。

あと、思い出したのは、シン・リジィのフィル・ライノットの父親が、確かガイアナ出身だった筈です。バンドはハードロックを代表するくらいの音楽性でしたが、彼のソロアルバムでは、レゲエもやっていて、自身のルーツを意識していたんでしょうね。ジャマイカにしろ、ガイアナにしろ旧宗主国のイギリスにおいて、支配していた植民地の音楽は、かなり前から親しまれていたのでしょう。70~80年代イギリスのアーティストがスカやレゲエを積極的にを取り入れたのって、若しかしたら、政治的立場を表明する意味合いがあったのかもしれません。コンサバティブだったら、敢えてやらないでしょうから。パンクロックとの融合は、そういう背景から生まれたのかな。

と、まー話がかなり脱線してしまいましたが、若き日のEddy Grantの顔が、ナインティナイン岡村隆史のように愛嬌良く見えるのは、私だけでしょうか?それと、黒人で金髪というファッションがこの頃からあったっつーのも、興味深かったですが、まー、曲調はレゲエと言うよりストレートなロックンロールだと思いますけど。レゲエバンドと思って聴いたら、ちょっと???ですね。

そして、Geno Washington & The Ram Jam Bandも初めて見たのですが、こちらも多国籍編成のツートンバンド?とは言え、Geno Washingtonはカリビアンでなくアフリカ系アメリカ人。軍人として配属されたイギリスに留まって、ミュージシャンとして活躍したそうです。ブルースロックにも多大な影響を与えてたかもしれませんね。「Bring It To Me Baby」はイントロからして、何かSly & The Family Stoneみたいにファンキーでカッコ良いのですが、残念ながらがYouTubeで見つからなかったので、別の曲を貼っておきます。



んで、そんなGenoに影響を受けたアーティストに、80年代「カモン・アイリーン」のヒットで知られるDexys Midnight Runnersがありました。この曲を含むセカンドアルバムは、アイリッシュトラッドを全面に押し出していて、Van Morrisonの「Jackie Wilson Said」のカヴァーが秀逸だったのですが、彼等の1981年のシングル「Geno」(ファーストアルバムに収録)が彼に捧げられた曲と知り、また感慨深いものがありましたよ。



あー、確かにDexysのこのビデオ見てるとブルーズのビッグバンドみたいですよね。これがGeno Washington & The Ram Jam Bandへのリスペクトなのでありましょう。

しかし、前回The DamnedがカヴァーしてたBarry Ryanの話したばかりで、今度はThe ClashにDexys Midnight Runnersですよ。それに、カリブ音楽はボブ・マーリー以前からイギリスで親しまれていて、レゲエが受け入れられる下地が出来ていたことも分かりました。ワールドミュージック以前から、ロックの世界ではミクスチャーが当たり前だったのでしょうし、音楽ってどこかで繋がってるのね、と実感出来るビートクラブは、やっぱり見ていて楽しいです。それではまた。


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タグ: イギリス パンク ワールドミュージック ジュリアン・コープ

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2013/04/26 08:15 yuccalina

ビートクラブdeロックな話(2)~Barry Ryanって誰?

意外と早いインターバルで第2回です。伝説のロックTV「ビートクラブDVD BOX2」の中から、気になるアーティストをピックアップして紹介しています。今日紹介するディスク1-2、第37回放送の内容は以下の通り。

ビート・クラブ 2 [DVD]ビート・クラブ 2 [DVD]
(2011/10/12)
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Disc 1-2 : Beat Club No.37(1968年)
Artist : Title

The Easybeats : Good Times
Spooky Tooth : The Weight
Blue Cheer : Summertime Blues
The Family Dogg : Brown Eyes Girl
The Who : Magic Bus
Dave, Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich : The Wreck Of The Antoinette
The Bee Gees : I've Gonna Get A Message To You
The Hollies : Listen To Me
Barry Ryan : Eloise


Spooky Toothは後のロック史で活躍するアーティストが複数在籍していた英米混成バンド。名前は知ってましたが、今回初見です。Mike Harrisonのヴォーカルがソウルフルで、中々気に入りました。Gary Wright(後にソロで活躍)、Luther Grosvenor(Mott The Hoople)、Mike Kille(The Only Ones)←この辺りが異色かつ私的ツボ、Greg Ridley(Humble Pie)、Mick Jones(Foreigner)←68年当時のメンバーではないですがここが一番有名かな?等、再就職先のバラエティさを見れば、様々な音楽性を持っていたと理解出来そうです。

<The Bandのカバーです>


70年代サイケデリックロックを代表するバンドとなるBlue Cheerのヘヴィーな「Summertime Blues」もカッコ良かったですが、「サタデー・ナイト・フィーヴァー」のイメージが強烈The Bee Geesが、まだソウルトレイン風のファッションしてなかった時代も新鮮でした。特にハゲ頭の印象しかないモーリスが、まだ髪フサフサ(若干前髪ペッタリ感アリですが)で、タートルセーター着た好青年風なのが良かったですよ。キーボード弾いてたんですねー。The Holliesはファッションも音楽も、まだ60年代を引き摺ってる雰囲気ですが、「Listen To Me」はポップで親しみやすい曲です。

<こんな機会でなきゃ聴かないので敢えてチョイスThe Bee Gees>


と、言ったところで、本日のメインディッシュ。最後に登場したBarry Ryanって誰?全然知らなかったのですが、この曲何か聞いたことあるぞー、ってThe Damned(ダムド)じゃないですか。「Eloise」がカヴァー曲と知らずに何十年?過ごしてしまった私。慌ててフレさんのブログをチェックしたら、「カヴァー曲とは知らなかった」とあり、少しホッしました。んー、しかしこのBarryさんてば見た感じパンクはおろか、ユーロヴィジョンコンテストに出てくるポップス歌手っぽくないですか?





そんな訳で、付属のブックレットから抜粋。1950年代に活躍した歌手マリオン・ライアンの息子で、元々は双子の兄弟デュオ、ポール&バリー・ライアンで65年デビュー。68年、ポールは作曲家、バリーはソロ活動開始。ポール作の「Eloise」が全英2位のヒット。イギリス本国よりも、ヨーロッパ(オランダ、ドイツ等)での人気が高かった。

The Damnedのメンバー、ってかDave Vanianが子供の頃に聴いて育った感じなんでしょうかね。先に書きましたが、このBarry Ryanの姿からパンクなイメージは全くないのですが、逆に言えば、The Damnedがパンクという枠に簡単にはめられない、豊かな音楽性を持ってると言うべきなんでしょうね。フレさんが書いてる通りこの「Eloise」をカヴァーしてた頃には、バンドのカラーも大分変ってましたから。

数多くあるロックバンドの中でもここまで変化の激しいバンドというのはそうそうないんじゃないかと。変化するというにも程があるだろうし、ましては出始めがパンクなんていう世界だったりしたらそうそう変化もしないだろう、という感じもするのだが、見事に世界観を変えてバンドを存続させているところが凄い。解散再結成の繰り返しだとしても見事なもんだ。
The Damned - Phantasmagoria 「ロック好きの行き着く先は・・・」より



そんな感じで、後の音楽シーンに繋がるネタが期待出来るビートクラブ。次に何が出てくるか、楽しみで仕方ありません。それでは、また次回。



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タグ: 60年代 イギリス パンク

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2012/10/02 08:16 yuccalina

「違う価値観を知ろう」~池田清彦センセイから突然ダンボールとボ・ガンボス

現在大きな社会問題となっているいじめについて、今まで大津での事件などに言及したことはあるのですが、いじめの加害も被害も経験してない私が言える事は、どうしても限られてしまいます。具体的に何をすればいいのかを提案することは出来ませんが、一昨日の朝日新聞で池田清彦先生が、ひとつのヒントになるかもしれない書評を書かれていました。曰く

学校でのいじめが社会問題になって久しい。個々のケースの直近の原因は様々だろうが、閉鎖社会の中での同質性圧力が共通の原因として根底にあることは間違いあるまい。世界は広く、学校の中だけで通用している価値観などたかがしれていることに思い至れば、いじめも少しは減るだろう。少し異なる考えをもつ人たちの本も是非読んでほしい。

2012年9月30日付 朝日新聞 「読むぞ!ホップ・ステップ・ジャンプ」より



尚、池田先生が紙面で紹介されていた本は以下の3冊です。

健全なる精神 (双葉文庫)健全なる精神 (双葉文庫)
(2012/08/09)
呉 智英

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自分を支える心の技法 対人関係を変える9つのレッスン自分を支える心の技法 対人関係を変える9つのレッスン
(2012/05/25)
名越 康文

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【文庫】 「長生き」が地球を滅ぼす 現代人の時間とエネルギー (文芸社文庫 も 3-1)【文庫】 「長生き」が地球を滅ぼす 現代人の時間とエネルギー (文芸社文庫 も 3-1)
(2012/08/02)
本川 達雄

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本川達雄先生と言えば先日「ゾウの時間 ネズミの時間」の話をしましたが、こちらも面白そうですね。また、オードリー若林との対談も面白かった精神科医・名越康文先生は、テレビで見てて私は「この人好きだな」と思ってたくせに、著書はまだ1冊も読んだことがなかったので、是非読んでみようと思っています。池田先生によれば本書は主に「怒り」のコントロールについて書かれてるそうです。広い視野から自分を見つめたり、逆に自信の内側を見つめてみることで、新しい価値観と出会えるかもしれません。

さて、先に池田先生が書いていた「同質性圧力」について。私は幼い頃から自分が人と同じ事をするのが苦痛なタイプでしたので、多少は圧力を感じながら生きてきたかもしれません。しかし、幸運にも?私は自分が誰とでも仲良くなれるタイプでないと気が付いてましたから、1人でも自分を好いてくれる人がいればそれで良いと思っていました。特に中学以降はロックに夢中になっていましたので、高校時代には学校でのつき合いよりも、月に2回のロックファンの集まりに行くのが生き甲斐みたいな生活をしていました。勉強には全く身が入らず、成績は下降線の一途で「いつ学校をやめようか」と思いながら授業をサボって山手線で昼寝したりもしましたが、高校中退して何しようというプランもありません。結局は、何度も追試を受けて、ギリギリのところで卒業しました。

優秀な成績を取ろうなんざ考えもしなかった私ですので、「学校の中で通用している価値観」はかなり早くから捨ててたと言えます。してみると、中学時代にテレビでセックス・ピストルズを見たのも、影響しているかもしれませんね。まー、良い悪いは別として当時の私は、学校で「ザ・ベストテン」の話をしている級友達を尻目に、「長渕剛や松山千春を聴いてる男は最悪」とか「田原俊彦なんてクズ」だと思ってましたから。思ってはいても、口には決して出しませんでしたけどね。

さて、私が思春期に出会ったパンクロック的価値観は、現在ならば、例えば以前取り上げた「神聖かまってちゃん」等を聴いている子達が持っているのかもしれませんね。ロックはとりあえず既成の価値観を否定するところから、始まっていますから。しかし、私にとってはやはり神聖かまってちゃんよりも、「突然ダンボール」の「もう学校へは行かない」の方が、シックリ来ます。



「魂のあり場はここじゃないだろう。もう学校には行かない。」の歌詞にグッときます。実際この曲を初めて聴いた時は、とっくに学校を卒業していた私ですが、「もう会社なんかいかない!」とも歌っていました。ギターのサウンドも私の好きなTelevisionのギタリスト、トム・ヴァ―レインを思わせる刻み方で、今聴いても新鮮です。

それともう1曲、ボ・ガンボスの「目が覚めた」は、「自分が変われば世界も変わる」と歌っています。ただ先にお断りしておきますが、歌詞に「大地震」という言葉が出てくるので、震災を思い出して辛くなる方もいるかもしれません。この曲がレコーディングされたのは阪神淡路大震災よりも前の事でしたので、まるで大地震を予言したようになってしまいました。



とどのつまり、本でも音楽でも違う価値観を知ることで、子供ならば学校、大人になれば会社、主婦ならばママ友達といった、狭い世界だけの話が自分の世界の全てでない、と思えたらもっと楽しく生きていける気がするのです。別に高尚な趣味を持つ必要もありません。これまでにも散々書いてますが「絶対的価値観」なぞ存在しないのですから。いじめをしている人は所詮、小っちゃい世界でしか生きていない人なのです。書物や音楽で世界全体が変わる事はないのかもしれませんが、自身の意識を変える第一歩となる事は、大いに有り得るんじゃないでしょうか。「歌や言葉から勇気をもらった」という人は多いですが、実際はそれらを受け取って勇気という力に変えたのは自分自身なんだと思います。勇気は人から何かを受け取って、自分の中から作り出されたものだと、自信を持って良いのだと思います。



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タグ: 池田清彦 パンク ボ・ガンボス トム・ヴァ―レイン

テーマ:幸せになる考え方 - ジャンル:心と身体

2012/09/07 07:55 yuccalina

ファンキーで行こう~在日ファンクに「座頭市」、Pファンクファミリーとじゃがたら、EDPS

ファンクミュージックの話をいつかしたいと、ずうーっと思っていた。先日ファンカラティーナなぞ昔流行った話をしながら、一言加えてお茶を濁してもよかったんだが、なんかちゃんと腰を据えて書かなきゃいかんかな、とゆー気持ちも同時に湧きあがる。生半可な事は書けんなーと思いつつも、実は生半可にしか知らなかったりするから迷うのだ。でも自分の知ってる限り感じるままに書いておけばいいのかな、取りあえず、ファンキーで行こうっと。

現在テレビ東京(金曜深夜0時53分~)で放映中のシチュエーションコント番組「ウレロ☆未完成少女」のオープニングテーマは、シーズン1より引き続き在日ファンクが担当しているが、先週はお約束通りヴォーカルの浜野謙太がコントに参加し、そのままライヴで曲演奏に突入という、先シーズンと同じ流れ(紹介記事はこちら)であった。

<ハマケンとバカリズムはリアル・シルバニアファミリー?>
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相変わらず、バカリズムとハマケンのちびっこコンビ(別名シルバニア・ファミリー)がチャーミングだ。在日ファンクの演奏を見ても分かるが、ファンクではホーンセクションがリズム隊の様に機能したりして、複数のリズムが絡み合い、それが重なり合うときに、快感Maxになる音楽である。ハマケンは日本人としてのファンキーを体現していると思う。とか言いつつ、日本のファンクバンド事情を、私は良く知らないんだけどさ。



私の様なイギリスのロックにドップリと浸かっていた人間も、黒人音楽には多少なりとも接点があった。ジャパンの「Second That Emotion」(オリジナルはミラクルズ)、ロキシー・ミュージックの「Midnight Hour」(同ウイルソン・ピケット)によってソウルのヒット曲に触れたり、ポストパンクのバンド達がスライ&ザ・ファミリーストーンの曲をカバーしたり、ザ・ジャムの「Town Called Malice」のイントロがマーサ&ザ・ヴァンデラスの「I'm Ready For Love」のパクリ(ポール・ウェラー談)だと知ったり、とにかく英国ロックへの影響は計り知れないものがあったから。でも、一定のフィルターを通してでしか聴けない時期が長く続いた。

思えば、最初にソウルやファンクの音楽に触れたのは70年代後半のディスコブームの頃だ。当時中学生の私は、既に台頭してきたパンクロックにも興味を持ちつつあったから、ディスコ音楽が軽薄でクズだとロック側から叩かれた時、丸飲みして「私が聴くべき音楽でないな」と否定していた気がする。当然、ディスコサウンドがソウルやファンクから派生したことを知る由もなかった。しかし、ある夜1人でこっそり「ソウルトレイン」を見て「何だこれは?」(←岡本太郎調)となった経験が、記憶の片隅にあったりする。黒人の男女が音楽に合わせて踊ってるだけの異様な光景に衝撃を受けたのだ。その後、80年代に愛聴していたラジオ番組「渋谷陽一のサウンドストリート」でPファンク特集があった時も、私はまだピンと来なかった。次々と紹介されるファンカデリックやパーラメントの曲の「いったいどこがええの?」と。

その感覚に変化が起きたのは、さらに10年後30歳前後。私が自ら複数のリズムを体感する経験した時である。ポリリズムが当たり前のワールドミュージックにハマり始めたのも同時期だが、代々木の某ダンススクールでHIDEBOH先生のタップクラスに通うようになってからではないかと思う。品川プリンスで彼の舞台を見た時の記事(こちら)にも書いたが、HIDEBOHのコリオ(振付け)はスタンプ(足踏み)とクラップ(手拍子)で別々のリズムを刻んだり、曲とは違うリズムを刻んだり、タメを作ってシンコペーションしたりと、今思えば相当ファンキーな事をしていたのだ。私はスタジオの片隅で悪戦苦闘しつつも、レッスン後に妙な快感を覚えていた。そういう事だったのか、と大分後になって気が付いた。HIDEBOHと言えば「座頭市」の下駄タップ。複数のリズムが絡み合う、和太鼓とファンクのコラボ。自然と体が踊り出しませんか?そ、ファンキーに理屈はいらんのよ。



とゆー訳で、まだリズムに鈍感だった頃の私にとって、ファンクはカルピスの原液みたいに「濃ゆーい」もんであったが、一度はまるともう抜けられまへーん。ホーンセクション、シンセサイザーの使い方にチョッパーベース(スライ&ザ・ファミリーストーンのラリー・グラハムが最初と言われる)といった音楽の技術面のみならず、社会的メッセージや反逆性といった精神的な面でも、ファンクがロックに与えた影響は相当ありそうだ。ファンクは黒人にとってのグラムやパンクロックみたいな役割もあったのかな。

などと思いつつもあんまり詳しくないんで、テキトーな事は書かんとこ。ここらでも1つ曲を紹介。ファンカデリックの1978年のアルバム「One Nation Under A Groove」から「Who Says A Funk Band Can't Play Rock?」。



何気にギターもカッコ良しー!ファンクバンドがロックを演奏出来ないなんて誰が言ったんやー?って、ファンキーなロック調の曲ってか?不思議な事に「Bloody Tourist」の頃の10㏄を思い出させる曲だ。「Bloody-」は確か当時「レゲエのリズムを取り入れた」と言われていた筈なんだが、ファンキーでもあったのね。星型のグラサンをしたファンキー男が、ベーシストのブーツィー・コリンズで、ジェームズ・ブラウンのバンドで才能を開花させた。ちなみに「One Nation-」と直接関係ないが、後にジュリアン・コープが発表したアルバム「My Natio Underground」はファンカデリックを意識していたらしい。

そのファンカデリックと共にPファンクファミリーの看板バンドであるパーラメントの「Mothership~Give Up The Funk」はライヴ映像で、ハデハデ衣装の大所帯で、アングラ演劇集団のようでもある。



この動画には出てこないけど、KKK(クー・クラックス・クラン)みたいな目隠しの白装束なんてのもあったり、ステージに宇宙船が登場したり、まーやりたい放題。しかし、アース・ウインド&ファイアーの「宇宙のファンタジー」なんて曲があったのも、もしやPファンクの影響だったりするんかな?

と憶測ばかりでスミマセン。ちゃんと文献に当れば書いてあるのかもしれんが、文献読むより曲聴いてた方が楽しいかんね。

そー言えば、在日ファンク以前に聴いていた日本のファンクバンドがあったのを、最近気が付いたよ。その名はじゃがたら。いや、初めて聴いた時のグループ名は「暗黒大陸じゃがたら」であった。先の「渋谷陽一のサウンドストリート」でスタジオライヴを放送したのだ。当時の私は日本のインディーズバンドも聴いてたから、パンクの延長で聴いてたと思う。そう、ファンクとパンクって意外と重なるとこが多いんだな。で、じゃがたらで一番好きな曲が「岬で待つわ」。



YouTube凄いね~。こんな曲もちゃんと揃ってんだから。もう1つオマケで同時代の日本のインディーズバンドから、E.D.P.S.の「Turnin' Loose」。



こちらも、当時はパンクと思って聴いてたのだが、ファンカデリック「Give Up The Funk」のベースを思わせるんだわ~。聴き比べると在日ファンクが相当洗練されてるのが分かるが、どちらが上とかゆー問題ではない。どっちも良いの。


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タグ: パンク ワールドミュージック 80年代 タップダンス HIDEBOH ジュリアン・コープ

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