プロフィール

yuccalina

Author:yuccalina
自閉症の息子(14才)と、エンジニアの夫との3人暮らしのアラフィー主婦です。45才でヨガ指導者スクールを卒業し、現在地元で極々細やかな教室を開催。

一方、トランシルヴァニア(カロタセグ地方)の伝統刺繍、イーラーショシュのステッチを用いた雑貨『Yuccalina Erdő=ユッカリーナ・エルドゥ』の制作も行っています。

ミンネ・ギャラリーにて作品展示中。

ブログでは主にハンドメイド、ガーデニングに加え、10代から親しんできたロック音楽に、映画、本等について綴っています。

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ユッカリーナのヨガ的雑記帳


2018/02/09 19:32 yuccalina

ブロ友pipco1980さん逝去に寄せて

2018年最初の投稿は、残念ながら悲しいお話しとなってしまいました。

拙ブログのリンク欄の一番下『ボチボチと生きてくよ!秋田編』のpipco1980さんがお亡くなりになったと知りました。ずっと闘病されてて、昨年末からかなり体調が悪化していた様ですので、全く予感してなかった訳ではないのですが。

コメント欄に哀悼の意を載せるべきか迷ったのですが、やはり少し書いておきたくなりました。

私は父が秋田出身というのもありましたが、彼とブログ上でのやり取りで盛り上がったのは、やはり共通のアーティストへの似たような思い入れでありましょう。その最たるが、

シド・バレット好きの
ロジャー・ウォーターズ嫌い

でしょうかね( ´艸`)私はシド・バレットについての記事を結構書いてましたが、いつも彼からのコメントを楽しみにしていたものでした。

昨今のSNSを始めとしたネット上の付き合い、と言うのは顔が見えないので余り気持ちが良いものでない、と感じる人もいるのかもしれませんが、私は余り気にしない方でした。昔は音楽雑誌に

〇〇のファンの方と文通希望

とか、平気で名前と住所を載せてた時代があったもので、それは〇〇のファンだったら、と言うのにある程度の信頼性があったからだと思うのです。私は実際18~20歳の間に、

「トム・ヴァーレインのファンです」

と某雑誌に載せて、何人かお友達になりました。その内の一人R子ちゃんとは何度か会って、今もメールのやりとりをしています。

と話が逸れてしまいましたが、pipco1980さんとシド・バレットやジュリアン・コープの話をする時の、

「それ、分かるわ~」

な感じは、正に音楽の力なのではないかと思います。全く関わりのない、違った人生を歩んできたにも関わらずの共感。それはやっぱり音楽の中にアーティストの人間性とか、人生観とかが滲み出ていて、それを共有してる感覚があるってことなのでしょうね。

そんな訳で、会ったことがない人でなくても、確かにハッキリと喪失感があるのです。最後に、pipco1980さんの旅立ちに当たり、シド・バレットの動画を貼って閉じたいと思います。



ご冥福をお祈りいたします(合掌)

最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(__)m
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タグ: シド・バレット

2017/12/24 11:04 yuccalina

脚本家の友人から

24日深夜のメールに、

これは嬉しいクリスマスプレゼント!

だったのが、友人Nちゃんからのお知らせで、

脚本家の卵として日々精進する彼女の名前が、

再び、

明日のTBS、夜7時からのCDTVクリスマススペシャルのエンドクレジットに出るらしい。



担当は西野カナさんの『好き』のドラマパート、

出演は吉本実憂さん、西銘駿さん。

春の卒業スペシャルでは知らせを受けたのがギリギリ過ぎて、記事に書けなかったから、

今回は即パソコンに向かってみた訳です。

Nちゃんとは、20年以上前にタップダンス教室で知り合い、その後私がマレーシアに住んでた1999~2000年に、彼女がシンガポール駐在になり、との縁でした。そして、私が丁度刺繍を仕事にするかどうか考え始めた頃に、再び合う機会が増えて、お互いに

『主婦のクラブ活動』

と称して、脚本書きと刺繍とジャンルは違えど、

ランチしながらお互いの部活動報告を続けてきた,

戦友みたいな感じなんです。

現在ではお互いに、その活動で金銭を得られるようになったのは、感慨深いですが、

二人とも物思いに耽ってる場合でないのもまた事実。

実は私の方も、ささやかですが、来春に新しい活動がありますんで、そのうちにお知らせします。

ともあれ、皆様のご趣味にあう番組かどうか分かりませんが、是非見てみてくださいね。

テーマ:CDTV - ジャンル:テレビ・ラジオ

2017/11/24 08:12 yuccalina

ギミー・デンジャー延長戦ッ!!(ちょこっと追記あり11/29)

インスタグラムの投稿はブログ記事のメモ代わり、と言う位置付けだったのですが、いつの間にかメモが溜まり、そしてそのメモすら最近は滞り気味。この辺りで本当に書きたいことは何なのか考えてみた結果が、、、



イギー・ポップ×ジム・ジャームッシュ=ギミー・デンジャー

の延長戦、行きま~す(^O^)/

上の画像クリックするとインスタ投稿に飛びます。

1989年のInstinct Tour時、中野サンプラザ最前列で見たワタクシではありますが、イギーについてはじぇんじぇん詳しくなかったんで、初めて知って驚いたことが沢山のドキュメンタリーでした。



イギーもやっぱりブルースが好きで、シカゴ行ってポール・バターフィールド・ブルース・バンドと交流があったとか、ストゥージズの曲でシンコペーション多用してるのは、彼のブルース好きと、ドラマーからキャリアをスタートしてるのと、深く関わっていたのですね。デヴィッド・ボウイにしろ、ブライアン・フェリーにしろ、

「ホントは黒人音楽大好きなんだけど、白人の自分がただ真似してもみっともないから、さてどうしよう」

と言うところから、それぞれのオリジナリティーへと繋がってるとは、かねてから思っていたのですが、イギーにでさえ、そういうところがあったんだ、と目からウロコだったんです。

そしてもう一つブルースに倣った重要なことは、

自分のシンプルな言葉で伝える

ではないかしらん。

で、実際単語数の上限も決めてたらしい(^_^;)ディランみたいにあーだこーだ長ったらしく歌わんと。

その一方で、デトロイト育ちで、子供の頃に自動車工場見学での大音量が影響してる、なんてのも興味深かったです。60年代で既に、インダストリアルノイズ的アプローチがあったと。それを頭で考えてどうこうでなく、体得したものを素直に表現したとこが、いかにもイギーらしいんです。

全てにおいて、計算がなくてピュア―。トレイラーハウスで育ちつつも、ご両親を尊敬し、過去にインタで散々自分の悪口言われてたニコにも「彼女から沢山学んだ」との言葉。インタビューに答えるイギーは、見た目には皺くちゃなおじーちゃんなのですが、その目は今もキラキラと瑞々しい☆彡天国のボウイもきっと、彼のそんなところを愛していたのでは?

11/29付追記
イギーがご両親の話してる時とか、自動車工場見学の話とかで、ハッとしたのは、彼の音楽が、単なる青臭い反抗からのものでなく、本当に好きな音を出してたってことでした。だから、年齢を重ねても変わらないんだと、みょーに納得したのです。


この映画見て、私も益々イギーが好きになりますた。それもひとえに、ジャームッシュ氏のイギー愛の賜物でありましょう。で、それを我々日本人に伝える字幕ですが、音楽評論家、大鷹俊一氏が監修してるだけあって、読んでて???となることは皆無でした。これ、かなり大事ですよね。なので、DVD化されたら是非欲しいです。未公開シーンのボーナス盤付きで、宜しくお願い致しま~すm(__)m

それでは最後に、一番胸に刺さったイギーの名言で締めくくります。

音楽は人生、でも人生はビジネスじゃない

テーマ:洋楽ロック - ジャンル:音楽

2017/10/25 08:13 yuccalina

ハンドメイド関係Instagramまとめ

ふと気が付くとトップが広告になってることが多くて、ブログをさぼりがちになっておりますがが、実はインスタ投稿も、最近控えめになっております。元々あった甲状腺の持病と慢性胃炎に、更年期も重なって、体調悪い日は家でゴロゴロしてることが多い。

が、そんな中でも、刺繍は、出来る範囲で少しずつ続けております。

つー訳で、現在クリコさんに並んでる筈の白糸作品を(画像をクリックするとインスタ投稿に飛びます)。







エプロンは谷崎聖子さんのWebショップで買った古着です。ホームソーイングのようです。激カワな店主クリコさんが、お店ご自慢のウクライナワンピースと合わせて、着て下さいました(^_-)-☆

下のチェック柄巾着三点も、古着のパンツから取った布です。ヴィンテージファブリックを使用した作品は、今後も増やして行きたいと思ってますので、どうぞよろしくお願いしますm(__)m

タグ: 刺繍 東欧 トランシルヴァニア 古着

テーマ:*刺しゅう* - ジャンル:趣味・実用

2017/09/18 10:30 yuccalina

不定期便『哲子な部屋』その6~『沈黙』と『薔薇の名前』

今年マーティン・スコセッシ監督映画『沈黙』が、非常に興味深かったので、その後、遠藤周作の原作を読みました。インスタでちょこっと紹介しましたが、やはりこれはブログでないと文字数が足らんと思って先延ばししてたら、今度は読んだのを忘れてしまいそう、とか慌てて投稿することにしました。(画像をクリックするとインスタ投稿が見られます)



どうしても映像からの印象に引っ張られて、読んでいると「映画との答え合わせ」をしてしまってる感は否めないものの、主人公ロドリゴの印象は、かなり違っていました。それは、

読んでると、何だか一々言い訳がましい男に思えて、イライラする~~(`皿´)ノ

裏切りを繰り返すキチジローは、自分の卑しさを自覚してる分耐えられるのですが、ロドリゴも常に心が乱れていて、そのくせキチジローを毛嫌いしてる姿に、「もしや同類なんじゃないの?」と疑いつつ、読み進めてたら、最後に自ら

「あのキチジローと私とにどれだけの違いがあると言うのでしょう」

と出てきたので、やっぱりなー、と頷きました。

仏教(禅宗)においては、ブッダの存在を疑うのも修行のひとつであるそうですが、ロドリゴは神の存在を終始疑いつつ、最後に出会ったという本書は、遠藤周作がキリスト教徒とは言え、日本的な価値観が表出しているのかもしれません。

一方で、沢野(=フェレイラ)が日本人はデウスを大日に置き換えて理解したことを批判する下りには、

「お前らが低能だから理解出来んのだ」

という選民意識が出てる気が、しないでもありません。いや、どうなの?聖書をどう理解するか、ヨーロッパの中でも意見が色々あって、そのせいで戦争してきたくせに、

何を言う~~?

と村上ショージ風に腕を振り上げたくなるものだ。

ちなみに、右のパラマハンサ・ヨガナンダの『あるヨギの自叙伝』は『沈黙』の前に読了していましたので、キリスト教世界と東洋の価値観との差を、余計に強く感じてしまったかもしれませんぐ。

それと、これは本筋とは無関係なことですが、ロドリゴが農民たちの悲惨な状況を表すのに、

牛馬の如くこき使われて、

みたいな言葉を使ってるのは、西洋的なのかなと思いました。日本では農耕に牛や馬を使用してた歴史はありますが、私には、大切に飼育されたて印象の方が強いんですよね。

さて、神の存在を無条件に盲信させ、疑うことを許さない、聖書にちょっとでも都合の悪そうな書物は禁書にしよう、的内容の映画『薔薇の名前』は、『沈黙』を読み終えた後に見たので、かなり面白かったです。



ストーリーは中世のイタリアの僧院で起きた殺人事件の謎を解く、ミステリー仕立てではありますが、印象的なセリフが多数。

・信仰と狂言との差はわずかしかない
・疑問こそ信仰の敵

信仰に都合の悪い書物として隠されていたのは、アリストテレスの『詩学』で、”喜劇”に関する文に危険性があったから、

「俗悪な人間の滑稽さ中に真実を見出す
それが喜劇である
彼等の欠点もよしとせよ」

これって『沈黙』の中のキチジローにピッタリハマるんじゃないかしら?とか、見ながら頭に思い浮かびました。

笑いはカオスを生むからと、詩学を隠していたのが盲目の老僧ブルゴスのホルヘ。追求してきたバスカヴィルのウィリアム(ショーン・コネリー)に、死に際でこう語りました。

「笑いは恐れをなくす
恐れなくして信仰はなりたたぬ
悪魔へのおそれなくば
神はもはや必要とされぬ」

フランクルの『夜と霧』では、ナチスの強制収容所において、笑いが多くの人々を救った話が出てきましたし、現代では科学的にも、笑いが心身を鍛えることが証明されつつありますから、笑いを禁じてる宗教があるとは思えませんけど、絶対的な存在を定義して疑問を持たせない、ってのは、結構ありそうな気がしますです。

ちなみに、フランチェスコとかベネディクトとか、キリスト教派閥の違いは良く知らんのですが、言い争ってる内容が、

キリストが着ていた服は、彼の持ち物(=財産)なのかどうか、

とかね。マジですか?

どっちだってええやん!

と突っ込みながら見てました。何でも勘でも縛りつける教義は、疑問をもたせずにコントロールする為のものであるのだろうな、と逆に思い知ったのでありました。

と言ったところで、ここで一端この記事をアップしておきます。今後、加筆訂正がありましたら、随時更新する予定です。




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